厳冬の有り難さ
辛く、苦難に満ちた時は人を強く成長させる。
安泰で、気楽で健やかな時はもちろん大切だ。
癒しの時間は明日への活力になるので。
しかし、後を振り返って、かけがえのない時間にするものは
健やかな春の時代ではない。
むしろ、一見辛く、困難に満ちたようなけ険しい道のりである。
その厳冬の時代が多いからこそ、人は強さを獲得して
人の愛情や豊かさにも気づく。
ぬるま湯にずっと浸かってると人はダメになる。
これは本当だ。
もがき、それでも前に進む勇気。
厳冬の厳しい道のりにも屈しず、前に進む気概。
それこそが人生においてかけがえのないものを
手に入れるギフトだ。
勘違いしない様にしよう。
安泰を求めると、逆にどんどん苦しくなるのである。
常に挑戦して立ち向かうのである。
成長と困難と幸福は一心同体である。
そこに気づけると、あらゆる苦難を受容するきっかけになると思う。