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ポンゴポンゴでフィリピンの食文化を感じる

ポンゴポンゴ(Pungko Pungko)って知ってますか?セブを歩いていると路上や屋台街のいたるところで Pungko Pungkoという文字を見かけます。ポンゴポンゴという言葉はセブの言葉で「しゃがむ」という意味。椅子が低くて中腰になるから?昔は椅子がなくてしゃがんでいたから?よくわからないけど、セブ名物のローカルフードです。

いろんな揚げ物がプラスチックのカゴに入っています。欲しいのを選んで食べるだけです。

マニラに住むフィリピン人がセブに来てポンゴポンゴを見てビックリして、ブログで解説してました。というぐらいセブ固有の食べ物です。

ポンゴポンゴ専門店 Pungko-pungko sa Fuente

どこでも食べられるんですが、もしセブにいるなら、ポンゴポンゴ専門店としてよく紹介されるPungko-pungko sa Fuenteに行ってみるのがいいと思います。ローカル慣れしてないと最初は戸惑うかもしれませんが。

セブシティのオスメニア・サークル付近です。

ポンゴポンゴ PUNGO PUNGO SA FUENTE
PUNGO PUNGO SA FUENTE

ポンゴポンゴ専門店に入るとオジサンたちが寄ってきて「ここに座れ!」って言われます。言われるがままに席につきましょう。

卓上の揚げ物を積み上げたセブのポンゴポンゴ
屋台

テーブルの上のボンとカゴがあって、相席スタイルです。横のフィリピン人に話しかけたらたぶん友達になれます。

オッサンが「どれ食う?」って聞いてくるので、揚げ物がモリモリに入ったカゴの中から食べたいものを選びましょう。

ポンゴポンゴでオススメなのは

人気なのは春巻き(Lumpia ルンピア)、豚の腸(Ginabot ギナーボット)、カニ(Rellenong Alimango レリアノン・アリマンゴ)、かき揚げ(Ukoy ウコイ)あたりです。鶏の唐揚げ、ソーセージもあります。

最初はなにかわかりませんが、「これ何?」って聞けば教えてくれます。春巻きを指さすと、「3個で20ペソだ。」とか言われるので、オケというと、皿に置いてくれます。このときは、ポークペリーと豚の腸を選びました。切ってくれて皿に入れてくれました。100ペソでした。

フィリピン人は豚の腸が大好きです。

ボンゴボンゴ揚げ物とビネガー

手袋をつけて、手で食べます。真っ黒なので、「ゴミを食べているようだ。」ってあるブロガーが書いてましたが、たしかにそんな気持ちにもなる。当然油っぽい。だから、玉ねぎが入ったビネガーにつけて食べるんです。フィリピンは揚げ物ばっかりなので、ビネガーやカラマンシーが大人気です。

最初は注文の仕方もわからないからドキドキするけど、ローカル体験が好きな人には面白い。横のかわいいフィリピンの女の子が手でバクバク食べていました。

体験としては面白いけど、ポンゴポンゴがおいしいのか?と言われるとおいしくない…。冷えた揚げ物ですから。たまにおいしいという人がいるから耳を疑う。

店によって違うと言う人もいるから、いろんなところでPungko Pungkoを食べた。だけど、どこもほとんど同じ。冷たくておいしくない。ただ、フィリピン人は大好きなので、フィリピン人と一緒に行くと仲良くなった気がする。そういう意味で大好きだし、ぜひ体験してほしい。

路上屋台の揚げ物屋はポンゴポンゴなの?

ちなみに、屋台にも揚げたものがズラズラならんでいる。これはポンゴポンゴとは呼ばないみたいだけど、食べ物としては同じ。屋台の場合、たまに出来立てがある。

こちらはカルボンマーケットの屋台。カニ、腸、春巻き2つ、プソで57ペソ。チキンは30ペソ。

あげたてはおいしい。ちなみに、僕はカニが好きです。カニ(Rellenong Alimango レリアノン・アリマンゴ)。ただ、カニの端っこのほうの身が食べられない。食べ方がわからない。後日、フィリピン人に聞いたら、22歳の若い男の子に「割ればいいやん」と言われました。

たしかにそうですね。軟弱ですいません。

もう1回言います。

僕は揚げたてが好きです。

唐揚げはできたてのほうが断然おいしい。

不思議で仕方ないので、フィリピン人にあうたびに食べ物の話をするのですが、フィリピン人はできたてのほうがおいしいという感覚はあまりないみたいです。「熱いやん」と言われます。もしかしたら、南国育ちは熱々料理が嫌いなのでしょうか?

セブのフリーペーパー naviCebuでグルメコーナー担当してます。

セブ島のフリーペーパー、セブナビの2024年4月号でポンゴポンゴについて書かせてもらいました。いつもウェブで記事を書いてるので、久しぶりの紙面です。文字数に制限のある紙面で書くのは難しかったですが、いい経験でした。

フィリピンローカルフード、次回もお楽しみに。

 



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