愛の亡霊
〜永遠とは、一瞬の中にあった。
そしてよりによって、その時は気づきもしない。
大抵それに気づくのは、それが取り戻せなくなった時。
戻れない過去を思いだしても仕方のない事が多いが、確実に現在の自分を支えている大切なこともたくさんある。
前置きが長くなってしまったけど、最近完成させた曲について、何か書こうと思った次第である。
ルーマニアは、ブカレストのダウンタウンの写真を載せた。日本の首都圏のように、目まぐるしく建物が変わっていく街の様相と違い、少なくとも1世紀前後以前からある景色が残っている。
やはり、少し錆びついた雰囲気が好きだ。
そこには過ぎた時間の流れを感じさせる何かがあるから。
別にルーマニアにいた時に書いた曲ではなく、ドイツで書いたものだけど、このルーマニアの景色を撮って眺めている時の感覚と、少し似た物が曲にもあると思って、載せた。
その最近作曲:録音した、「Ghost of Love」は完成させるまでかなりしんどい思いをしたけど、過去と現在の自分を繋ぐ何かを描きたかった、ーそれは最近のテーマであって、それに沿う形になったと思う。
何故、亡霊なのか、ゴーストなのかは、聴いてもらうのが1番ですが。
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