土砂降りの雨

朝目覚めると外は雨
時間を追うごとに雨脚が激しくなってきた

睡眠が足りなかったようで
睡魔が私を襲ってきた
抗おうとも思ったが、少し眠ることにした

目が覚めたら午後３時だった
遅めの昼食を摂りスマホを覗く
すぐに文庫本を手に取りしばし『読書タイム』

なんともゆったりとした時間だ
以前だったらそんな過ごし方しかできない自分を責めた
今はもう違う
こんな風に贅沢な時間を堪能することが出来るようになった自分を
誇りにさえ思えるようになった

随分と時間と葛藤を要したが
今となってはそれも
『良い思い出』となりつつある

次の仕事が軌道に乗ったとしても
このリズムとスタイルは維持するだろう
《自分を大切にすること》が
これほどまでに
心と体を癒すことを知ってしまったから