原稿発掘つれづれ③「だ・い・じょ・う・ぶ!」
こんにちは。丸山真理です。
秋田書店の読み切りアナログ原稿を整理しつつ、作品のご紹介をしています。
「だ・い・じょ・う・ぶ!」
2006年、35ページの作品です。
子供の吃音が心配な主人公。娘がかわいいから余計に弱腰になる夫。
幼稚園の発表会が近づく中、主人公は夫婦すれ違うは、幼稚園でからかわれる娘を見てしまうは、ストレスでお腹は痛いは…
どうするの?というお話。
かわいい我が子に起きる変化が、親には大きな心配事になることもあります。
不安の渦中にあると辛くて、つい家族がギスギスしてしまうかもしれません。
でもできることなら、笑って助け合えたらいいよね、という思いを込めて描きました。
(現実はそうはいかない場合が当然あるから、なおさら)
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原稿の紹介は、前回まで「お気に入りのコマ」を見せる形でしたが、お試し読み風に冒頭数ページを公開してみようかなとふと思いまして。
タイトルページ~7ページまでです。
そこで出ました、データ容量の問題。
元がB4サイズの原稿をスマホで見せる事ができるのは嬉しいのですが、
漫画は何枚もあるからデータ容量がデカくなる→→調べたら小さくする方法がある→圧縮というらしい
と、いうわけで、やってみよう😀
マンガ原稿を自宅のスキャナーでスキャンしたのが2/12「アナログ原稿をスキャンしてデジタルデータ化する方法を試してみました」の記事。
今回は、データ容量の圧縮をやってみます。
絵を原寸より小さくしようとコピー機で原稿を縮小すると、絵が潰れたり細い線がとんだりしますが、デジタルではキレイな仕上がりなので感動します✨
原稿3ページめをクリップスタジオのファイルデータで見ると・・4.70MB
画像を統合してJPEGで書き出し・・3.35MB
「編集」→「画面解像度を変更」画面のサイズのみツイッターサイズくらいに小さくして保存・・503KB
・・・圧縮されました(*^_^*)
では、↓↓↓↓ 1p~7pみてくださいね。
以上、お話の冒頭7ページご紹介でした😊
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吃音についてですが、子供達についての情報、研究は日々進み新しくなります。描いた当時の私の知識に足りないものがあるかもしれませんが、吃音を軽く考えたり簡単なもののように描くつもりは決してありません。ご理解いただけると幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。次もよろしくお願いいたします。
丸山真理