見出し画像

創作大賞2024からいちばん好きな作品を選ぶ


こんにちは、あゆちです。

創作大賞2024の発表がありました。
私はこちらの作品がいちばん好きでした!


絶対信じない(前編)(後編)の感想

ネタバレしないように気をつけると、正直何も言えないのですが、とにかく最初に「天才」が書いていた媒体がノートなのがまず好きです。
こういう現実題材がちょいちょい出てくるし、印税説明なんかも赤裸々です。ヒット作が平積みになって棚差しになってそして店頭から消えていく。この哀愁もリアルです。
フィクションと見せかけて、これは本当にあった話なのではないかと倒錯しかけたところにきちんと、創作ならではの大波が仕込んであった!!実はクライマックスのオチがよくわかってないんですが、瑣末なことです。
(→2周目で理解しました)

このお話がテキストならおそらく騙しの構成はもっと楽に行けるはずなんです。しかし漫画という隅々まで画面がわかってしまう媒体で、「そこ気づかなかった!でも振り返ればたしかに伏線がめちゃくちゃあった!」と驚き、冷やりとした感覚を味わえるのも作者さんの力量深いところだと思いました!

(ここまで書いて、すでに大成してる漫画家さんの応募作品と知りました。たいそうなレビューを書いてしまいました。無知こわい)

ちなみにこの作品は週刊少年マガジン賞受賞。週刊少年マガジンは見る目があるなあ、他の媒体はどうして選ばなかったんだろう。と思っていたら複数の媒体から選ばれて、その中から作者が賞を受ける媒体を決めたようなのです。
そんなドリームありますか?すごいなあ。

そのあたりの過程は作者さんの記事で読みました。有料記事になっていますが、今日(10/27)の時点では投げ銭スタイルでしたので最後までお読みいただけます。


創作大賞2024の結果発表サイト

創作大賞2024の発表サイトはこちら


Noteにこんなアワードがあったなんて!
2022年から開催されていたみたいです。まだ全部は読めていないのですが、選者コメントで気になった作品から読み始めました。(コミック部門は表紙かイチオシのページを1枚掲載してくれたらすごく助かる。)

いくつかの作品を読んでいくうちに、世にある他の賞とNoteの創作大賞の違いに気づきました。それは、選ばれた作品にその人自身のカラーがバチバチに滲み出ているということです。エッセイだけでなく、フィクション作品からも人生観やパーソナリティが強く出ているんです。
プライベートを切り売りするのとは違う、自然とあふれ出る、というか勝手に前に出てくるその人らしさみたいな魅力を、どの受賞作からも味わえました。

私がNoteを始めたときには、残念ながらエントリーは終わっていたようですが、来年はぜひ挑戦してみたいと思います!✨

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集