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新年のご挨拶&進捗報告

新年のご挨拶

遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます!
ノベルゲーム制作者の落柿です。

昨年は無事短編サスペンス・ノベル「モノクローム・モノローグ」をリリースすることができました。2022年ティラノゲームフェスに参加したい! というのが制作動機だったので、間に合って本当に良かったです。

年が明けてもティラノゲームフェス2022は継続中!
先月からバーチャルフェスも一般開放され、いよいよフェスも宴たけなわといったところですね。

今年の目標

さて年が明けまして2023年の制作目標ですが、ズバリ「アカイロマンション完全版」を完成させることです!

ホラー編を全クリアした方はあとがきで読んだかもしれませんが、
このゲーム、最初に制作を始めてから10年は経っているんですよね……。

※「アカイロマンション〜ホラー編〜」は現在もフリー公開中です。

ノベルゲーム「アカイロマンション」の構想とは?

元々チュンソフトのサウンドノベルシリーズが大好きで「自分でも!」と制作を始めた本作。構想段階で自分が作りたかったのは以下のようなノベルゲームです。

①数多くの選択肢があり、
②数多くのエンドがあり、
③選択次第でガラリと展開が変わり、
④周回することで選択肢が増え、
⑤各キャラのサブシナリオを読むこともできる群像劇的な要素もあり、
⑥すべてのシナリオを読むことで物語がひとつに収束し、
⑦そしておまけシナリオではっちゃける。

作者もひっくり返りそうな壮大なボリュームです。実際一回投げ捨ててます笑。Nscripterからティラノビルダーから制作ソフトを移し再始動となった際、これではいつまでも完成しないとようやく悟り、「ホラー編」までをひとつの区切りとしてリリースしました。

これもティラノゲームフェス2021に間に合わせたいという強い動機があったためなんとかなりましたが、そうでなければ今もチマチマ作っていたかもしれない。

そして「ホラー編」では上記の①〜③までを達成できましたね……って3!
3って、未達成がまだ4つもあるやんけ! って書いてて気づきました。ヤバ。

現在の進捗


そして「アカイロマンション完全版」現在の進捗です。
正直、スーパーゲ制デーで開発状況は毎月報告しつつ、完成というゴールが遠すぎて進捗を言う気にもなれなかったのですが……やっと! やっと少し光が見えてきましたよ!(まだそこ?)

具体的に言うと、

15年前の事件編シナリオ   100%
キャラクターAシナリオ    100%
キャラクターBシナリオ    100%
キャラクターCシナリオ    100%
キャラクターDシナリオ    100%
キャラクターEシナリオ      80%
キャラクターFシナリオ       10%
ホラー編加筆分シナリオ      10%
おまけシナリオA                    5%
おまけシナリオB                    5%

こんな感じです!

「まだまだやんけ! なんやねん5パーとか!」と石を投げそうになったそこの貴方! 待って! 待ってください! 投げるならトマトにしてください! これでも……これでも相当進んだ……進めたんですよ……。サブシナリオ、短いやつでも原稿用紙換算100枚あるし。長いやつは300枚クラスだし。一回スクリプト作業全部消えたやつあるし。

ちなみに思いつきによりいつシナリオが増加するかわからないというドキドキ感もあります。やめてくれ〜。

改めて決意と今年の動き


改めましてもう一回言いますと、今年の目標は、「アカイロマンション完全版」の完成です!

しかしすべてのシナリオ作業が終わったとて膨大なシナリオチェックとデバッグ作業が必要。

またこのゲームは有償での販売予定ですので、どこのサイトで売るのか、その販売や登録方法もイチから調べなきゃいけません。

正直このへんは自分の力ではなかなか時間短縮できない工程もあるかな? と思ってます。苦手分野なので……。

でもせめて自分でできるシナリオ&スクリプト作業だけは! 今年じゅうに終わらせたいと思ってます。

本当は今年もティラノゲームフェスに出たいと思っていたし、実際作品の構想はあるのですが、昨年「モノクローム・モノローグ」と「アカイロマンション完全版」の作業を並行してみて、圧倒的に時間が足りないと思いました。なので涙を飲んで今年のフェス参加を見送ろうと思います。

その代わりバシッと今年で「アカイロマンション完全版」を終わらせてまたティラノゲームフェスに戻ってきたい。それを目標に今年1年制作を頑張っていきたい所存でございます(急に堅苦しくなる奴)。できれば販売までこぎつけたいなぁ……。

おわりに

長々と書きましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます!

サウンドノベルはチュンソフト様が生み出した画期的なジャンル。

正直、文章を主体とした全画面ノベルゲームはビジュアル的な訴求力は低い。だけどその分、想像力でプレイヤーの脳内スクリーンに鮮やかにイメージを焼きつけていくことができる。そんなジャンルだと作者は信じています。

いつかチュンソフト様が新たなサウンドノベルをリリースしてくれることを祈りつつ、作者もこのリスペクトを胸に抱きながらこれからもノベルゲームを作っていきたいと思っています。

本年もよろしくお願いします!



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