ふりかえり時に使ったアイスブレイク
このnoteは『ふりかえり(表) Advent Calendar 2023 』22日目の記事です
こんにちは、正義です。
自身がふりかえりのファシリテートをしている時に使ったアイスブレイクについて、書いてみたいと思います。
この記事への私の期待値
ふりかえりの場づくりにおけるアイスブレイクの効果について伝えたい
実際に使ったアイスブレイクを紹介したい
私が意識するふりかえり時における
アイスブレイクの効果とは?
ふりかえりを行う際の場づくりには、強く意識していることが2点あります
1. みんなの手を止めることができる
ふりかえりは一度立ち止まることが大切です。
(詳しくはふりかえりガイドブック)
オンサイトでのふりかえりであれば、会議室に集まってみんなの注目を集めたりPCを一度閉じてもらうなどして、みんなの手を止めることができます。
しかし、リモート環境下だと、本当にみんなが手を止めてくれているのかわからないケースがあります。
もちろん、参加しているメンバーを信じて進行しますが、人によってはどうしてもslackが気になったり、期日が近い作業をしている可能性もあります(後からPRのコミットログやslackを覗いてみると、作業されていたり…)
現在の職場ではほとんどありませんが、別のふりかえりをあまり経験していない環境では結構ありました。
そんな中で、一度手を止めて意識をふりかえりの時間に集中してもらうため、アイスブレイクを活用しています。
2. 楽しい場を作ることができる
ふりかえりでは様々なトピックが話されます。
ポジティブな話題もあれば、ネガティブな話題もあります。
どんな話題であれ、明日からのお仕事に前向きな姿勢でふりかえりをして欲しいと考え、できる限り参加しているメンバーがリラックスして明るい気持ちで始められるよう、楽しいアイスブレイクを意識しています。
実際に行ったアイスブレイク紹介
クイズ
ある程度みんなが知っているお題をベースにクイズを出しました。
みんなには必ず答えを入力してもらうように、促します。
ランキング形式のクイズは、お題さえ決まれば簡単に作れます。
みんなで力を合わせて答える問題
力を合わせてクリアするタイプの問題は、ふりかえりを始める前からみんなに議論をしてもらうことができ、場の熱量を高めることができました
今日の役割決め
(以前もどこかで紹介したことがあるかもしれないですが)
今日の自身の役割を選んでみたりもしました。
下記例はゲーム風にしています。
前衛職は積極的な発言、後衛色はアイディアを出したり情報を追記したり、スピードのある職はとにかく最初の一言目を発言してもらうなど、職と役割を結びつけてみたりもしました。
(ファシリしている側も「シーフのxxさん、感想をどうぞ!」など、話をふりやすかったりします)
ひとことチェックイン
今の気持ち・考えていること・この場へ期待していること など、ひとことづつ1人20秒ぐらいでみんなに共有してもらいます。
シンプルですが、簡単ですばやくお仕事から頭を切り替えられるので、とても使いやすいです。
個人的なポイントとしては、ファシリテータはメンバーのひとことには特に口頭ではコメントせず、「ありがとうございます!」などで区切りテンポよく進めると良いな、と思っています。
そうすることで、各メンバーに発言を促していく良いファシリテートのリズムを作れると考えています。
(チャットとかでは「いいですね!」とか「www」など反応しています)
おわりに
以上、私がアイスブレイクで考えていることといくつか行ったことを紹介してみました。
今回紹介したアイスブレイクは準備に時間がかかる時もあります。
ある程度アイスブレイクでみんなの発言量やチャット量が増えてきたことが見えてきたら、徐々に軽めのものに切り替えていっていいかなと思います。
常にこのレベルで盛り上がりコンテンツを用意するのは大変ですし、チームのふりかえりについての意識の高さによって必要なアイスブレイクのインパクトも変わってくると思います。
けど、たまに混ぜ込むとワイワイ盛り上がれてチームビルディングにも繋がってくるので、気が向いた時には活用してみたりしてます!
以上です!
明日は23日、ちょなんさんの記事となります!