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「これが好き!」を信じて水耕栽培に挑戦する【胡蝶蘭その3】
O. Crooij さんのYouTubeに出会い、胡蝶蘭の水耕栽培を知った私。
その姿に一目惚れした私。
当然、私もやってみたい!となります。
しかし、胡蝶蘭のズブの素人がいきなり水耕栽培だなんて、note初投稿前から村上春樹みたいな文章書くからあ〜とぬかす様なもの。
悩みます。
せっかくゴミ箱行きからうちに連れ帰ったのに、枯らすかも…。
見た目重視で育成方法選ぶなんて、胡蝶蘭に失礼じゃない?
悩んだ末、水耕栽培に挑戦することにしました。
「ものすごく綺麗だと感じた」
「これが好きだと感じた」
そのことに何かあると思ったからです。
こういう時、私は私の感性を信頼してるんだなと再認識します。
好きなら春樹を目指していい。
「マル!」
さて、決心したら即実行。
いよいよ胡蝶蘭の株を水耕用に仕立てていきます。
ビニールポットから株を取り出して、根から丁寧に水苔を取り除いていきます。
そっと水ですすいで水苔が無くなったら、傷んだ根を切り外します。
当然ですが、一連の作業において手と道具は消毒済みが基本。
隠れているものを明るみに出すのですから、デリカシーがないといけません。
ホームセンターで買ったシンプルなガラスの花器に入れてみました。
…かっこいい。
やっぱり、すごく、かっこいい。
だいぶ根腐れしていて少ない根になっていたけれど、何か掴んでやるぞ!という形状や、水分を蓄える!という根の太さから、「生きてる!」っていう感じがします。
何時間も見つめました。
うっとり何時間も見られて嫌だったかも。
そして、思いました。
「私はこの姿を見るまで、この植物の、かっこいい生命力に気づけなかったんだ…。」
悩みが増えるのが恋の特徴です。
↑水耕栽培第1号の様子