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働きやすさは、仕事をオモシロクにつながるのか?
(この記事は、はてなブログに 2019年12月5日 に投稿された内容を note に再投稿した記事です)
rakumoでは、時短勤務やリモートワークなど社員1人1人にあった柔軟な働き方を推奨しています。特に、日々時間に追われながら働くママさんにとって、働きやすさはとても重要なことではないでしょうか。
そこで今回は、育児をしながらrakumoで働くママさん社員4人と新米パパさん社員の五十嵐さんに座談会形式のインタビューを行いました。働きやすさが仕事をどうオモシロくすることにつながるのかを探ります!
編集部:こんにちは!今回はよろしくお願い致します。まずは、簡単な自己紹介とお子さんのご紹介をお願いします。
笹岡:プロダクト部デザイングループの笹岡です。rakumoで働き始めて約4年になります。現在中学1年生の娘がいます。
平井:プロダクト部カスタマーサービスグループの平井です。rakumoで働き始めて約6ヶ月になります。今年、小学校1年生になる男の子がいます。
秦:常勤社外監査役の秦です。今年の3月にrakumoに入社しました。5歳の女の子と2歳の双子の男の子がいます。
目良:プロダクト部カスタマーサービスグループの目良です。rakumoには今年の10月に入社しました。私は、3歳の娘が1人いて、今は保育園に通っています。
五十嵐:ビジネス開発部の五十嵐です。rakumoに入社して8年目になります。子供は、3ヶ月になる長男がいます。
rakumoでの働き方とお子さんとの過ごし方
編集部:rakumoでの働き方や、平日お子さんとどのように過ごされているかについて教えていただけますか?
笹岡:rakumoには当初アルバイトとして入社しました。入社当時は子供が小学生だったので放課後は学校の「こどもひろば」というところに行ってもらいました。今は、中学校に入り、部活動で帰りが19時頃になるので、だいぶ子育ても楽になりました。
平井:私は今、時短勤務で働いています。子供が小学生になったので朝の支度は自分でやってもらっています。退社後は、子供の習い事のお迎えに行き、一緒に夕食をとって20時位には就寝しています。私は、その後深夜2~3時位に起きて家事や勉強をしたり、映画を見るなど趣味の時間にあてたりしています。
秦:私は、朝7時頃に起きて子供3人を保育園に送りとどけ、家事をしてから出社しています。16時頃に退社をして、家についてからは夕食の準備など家事をして、子供をお迎えにいっています。就寝時間は大体22時位で、私も夜中に目が覚めたら自分のことをやっている状況です。
目良:私は、朝6時に起きて、朝食の準備などをしています。7時半位に私は仕事のために家をでなければならないので、夫に娘を保育園に連れて行ってもらっています。今はフルタイムで働いているのですが、保育園の事情で9~18時から時間をずらし8時半~17時半で働いています。帰宅後は、夕食の準備をして21時位に子供を寝かせてから、家事をして23時頃に就寝しています。
五十嵐:私は、毎日決まった時間に働いているわけではなくて、お客様に合わせて朝早くから仕事をすることもあれば、帰りが夜遅くになることもあります。早く帰ることができれば、19時に会社を出て、家事の手伝いをしています。遅く帰る日は既に子供が寝ているのであまり手伝いができてない状況です。ですので、育児というよりは生活面のサポートをできるだけするようにしています。
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子育てで大変なこととその乗り越え方
編集部:今、子育てで大変なことがあれば教えてください!
笹岡:中学に入ってから、娘が反抗期に入っているのでそれが今大変です…。でも、まだかわいい部分もありますね。小さいお子さんの話しを聞くと懐かしい気持ちになります…!
秦:私は忙しさのピークは超えました。双子の子供が0~1歳の時は記憶もなくなるくらい慌ただしい日々でした(笑)。旦那の帰りが遅いので、普段はワンオペ育児をしています。そうしていると、子供なりにママが忙しいというのを分かってくれて、子供だけでも遊んでくれるようになりましたね。今では、上の子が下の子の面倒をみてくれるので私は手を抜ける部分もあります。
目良:手を抜くことができるってすごく大事だと思います。私は完璧主義なところがあってちゃんとできていないとストレスが溜まってしまうこともあります…。そうなるとつい怒ってしまうこともあって後で自己嫌悪に陥ります…。
秦:それは私もすごく共感できます…!時間的な余裕がないとイライラして怒ってしまうのですが後で反省しますよね…。
目良:やっぱり話す相手がいないとストレスが溜まってしまいますよね。特に新生児のうちはそうだと思います。
五十嵐:そうですね。話しても返してくれないから、話し相手が欲しいということはよく奥さんに言われますね…。
編集部:子育ての大変さがよく分かりました…。皆さんはそのような大変な時期をどう工夫して乗り越えてきましたか?
平井:私は、行政のファミリーサポートという制度を利用しました。子育てを終えたベテランの方と面接して、家のことや子供のことをサポートしてくれました。近所に住んでいる方なので、地域のコミュニティについても詳しく、進学の時には学校の選び方も教えてくれました。
目良:私はよく一時保育に預けてましたね。一回子供と離れて自分の時間が欲しいという時に頼んで気晴らしにしていました。
笹岡:制度がいろいろ整ってきていますよね…!
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出産前後での働き方の変化
編集部:出産前後で働くことに対する意識も変わりましたか?
目良:すごく変わりました!仕事に100%おけなくなりましたね。娘に何かあったらそれを優先しないといけないので、仕事を誰かに頼んだりして、自分だけがやらないといけないという状況をつくらないようにしています。
平井:私も、急な遅刻や早退もあるので、チームで情報を共有したり、自分で仕事を囲わないで、他の方も分かっているという状況をつくろうとすることが意識として変わりましたね。
笹岡:私は出産する前まで別の会社で働いていたのですが、その会社に育児休暇をとって復帰しないかと言われていました。でも、その会社の雰囲気というか、産後働いている方でも遅くまで帰ってない方が多かったので私には無理だなと感じ、育児休暇をとらず辞めてしまいましたね。
秦:会社の雰囲気ってとても大事ですよね。
私も、出産するまでは夜の懇親会や会議には当たり前のように出席していたのですが、子供が生まれてからは夜の予定は入れられなくなりました。その分、働ける時間に何をするか、家に帰ってから何をするか、頭の中でシミュレーションをしてから動くようにしています。
五十嵐:今は、奥さんが育児休暇中で、少し仕事から離れているので、自分も仕事を家に持ち込まないようにしています。早めに家に帰ろうというよりは、会社や喫茶店で仕事をしてから帰るようにしていますね。
秦:さすがです!奥さんへの配慮ですね…!
編集部:出産後休みの取り方や働く時間はどのように変わりましたか?
目良:私の娘は、保育園に入ってからの1年間、毎月高熱を出していました。その度に私か旦那が休んでいました。1日で治るわけではなく最低でも2日はかかりましたね。やはり突発的な休みは必ず起きます。
平井:どうしても保育園に入ってすぐは免疫も弱いですよね。時間が経てば体も強くなりますが…。私の子供は中耳炎が多かったので、土日はお出かけをキャンセルして病院にいったり、休息をとらせたりしていました。
笹岡:そうですよね…。よく自分自身も風邪をひいていた気がします。
秦:分かります。自分が病気でも病院に行く暇がないのですべて自然治癒でしたね…(笑)
目良:なかなか体が休まらないですよね…。
勤務時間に関していうと、保育園で預かってもらえる時間が限られているので残業はしづらいですね。でも、rakumoに入社したときに、残業するなら朝に働いてもいいし、時間をずらして働いてもいいと言われたのは気が楽になりましたね。
笹岡:私は、時短勤務で働いています。やはり時間が決まっているのでその中で効率よくやるにはどうしたらいいか考えるようになりました。以前の仕事はすごく残業が多く、夜遅く帰っていたので働き方は変わったと思います。
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子育てが働き方の意識と行動をどう変えたか
編集部:子育てをしながら働くことはとても大変だと思いますが、働き方の意識や行動はどう変わりましたか?
目良:私は、仕事に復帰して自分のペースで仕事ができるというのがすごく嬉しかったですね。でも、時間は限られているので時間内にいかに仕事を回すことができるが大切になります。出産前とは違う仕事への達成感はありますね。
平井:私は、もともと仕事がすごく好きなので、お客様からの反応があるとやはり嬉しいですよね。
それと、以前、研修を担当をしていた時、子供が私の仕事について周りに話していることがありました。子供が、私が働いていることを理解していて、それが少し自慢になっているのかなと感じましたね。
秦:私は、子育てで子供の理不尽さに慣れてしまったので仕事でも寛容になりましたね(笑)。
目良:分かります。会話ができるってすごいですよね(笑)
五十嵐:確かに子供はどうして泣いているのか分からないですよね。
生まれてきた瞬間は0の状態なので、周りが何かを伝えないと変わらないし、動かないし、成長もしないというのを改めて実感しました。仕事上でも心がより広くなりますよね。チームのメンバーに何か伝えるときも考え方が変わったと思います。
平井:父性ですね…!今までは、仕事でもなんで分かってもらえないのだろうと思っていたことが、その方の背景やステップまで考えるようになりますよね。
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rakumoの働きやすさ
編集部:これまで育児と働くことに関して様々なお話がありましたが、rakumoは育児をしながら働く女性にも働きやすい環境が整っていると感じますか?
平井:そうですね!rakumoは、家族が参加できるバーベキューといったイベントや福利厚生が充実していると思います。
また、メンバーが家族の行事や不調でもお休みできる環境も素晴らしいと思います。何の遠慮もなく、お互いの状況を理解できて許容できるのは、私の経験では稀有なのでrakumoに入社してよかったと思いますね。
笹岡:私の娘は去年、会社のバーベキューに参加して、その場に来た方の名前も結構覚えたみたいですね。今、将来どのような仕事をするか少しずつ考えてきているので、良い社会参加になったと思います。
五十嵐:私は、出産日とその次の日、奥さんが1ヶ月検診の際に休みをとりました。
やはり、休むことに対して気を使わず、自分のなかでコントロールできれば、権利だからむしろちゃんと使いなさいという考えがあるのはとても良いことだと思います。
目良:私は、同じように小さいお子さんがいる社員の方がとても多いので周りに仲間がいるというのは、気持ち的に楽だなと思います。また、自分の状況に合わせた勤務時間や勤務形態を受け入れてもらえる制度が整っているというところがrakumoに入社した理由の1つです。
秦:rakumoは、男性も育児を何かしらの形で手伝おうという方が多いのも、理解があって良いと思いますね。子供が急な病気で自宅勤務をする時も、連絡をするとメンバーの方が理解してくれるので、時短勤務などの制度に加えて、働きやすい環境も整っていると思います。
目良:制度や環境が整っているからこそ、自分のペースで働けるということが、仕事をオモシロくすることにつながっていると思います。
編集部:子育てをしながら働くママさん社員のために、rakumoで新しくやってもらいたいことはありますか?
平井:子供の職場体験があると、子供も両親の働いている環境を理解してくれると思います。
それと、年齢が上のお子さんがいる社員さんから今後の進学についてや反抗期をどう乗り越えるかアドバイスをもらえる場があるとありがたいですね…!
秦:職場体験はとても良いと思います!以前、娘が2歳の時、旦那の会社に職場体験に行ったのですが、それを今でも覚えているみたいです。子供にはとても印象に残るみたいなのでrakumoでもぜひやってもらいたいですね…!
編集部:ぜひ今後実現させたいですね…!貴重なお話ありがとうございました!
編集後記:今回は、「働きやすさは、仕事をオモシロクにつながるのか?」をテーマに育児をしながら働くママさんパパさんにお話を伺いました。様々な会社の制度や環境があったうえで、より仕事に集中できるよう各人が様々な工夫をしていることがわかりました。また、今までとまったく同じような働き方ができなくなる反面、働きやすさは皆の仕事をオモシロくするためのベースであるように感じました。これからも、どうすれば「仕事をラクに。オモシロく。」できるのか考え続けていきたいですね!