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【セルフコーチング】成功の最初には願望がある。
トーマス・エジソンもイーロン・マスクも
最初に「こんなことができたら面白い」「これをやる」という強い願望から始まっている。
多くの伝記や評伝、またビジネスで巨富を築いた成功者たちの自伝を読んでも、最初に願望があるのは共通している。
周りの人が「無理に決まっている」「アイツはホラふきだ」と最悪の評価をしても、自分の中では関係ないと思っている人だ。
偉大な願望でなくても、わたしたちの日常のレベルでも、
何かを為す手前には「願望」がある。
期末テストで前回を上回る成績を残したい。
今度、あのスーパーマーケットに連れて行ってもらったら、あのお菓子を買ってもらいたい。
子どもに自室を与えてあげられる家に住みたい。
保育園の送り迎えを楽にする電動自転車が欲しい。
そろそろ昇進したい。
これまでやれなかったマーケティングの仕事をしてみたい。
今の生活を変えたい!
物欲、名誉欲、成長意欲、、、
種類は様々でも、「願望」がないと行動は生まれない。
希望や願望、望みは、生きていく土台になる。
その願望を持つことは多くの人がするが、
すぐにそれが消えてしまい、やっぱりどうでもいいや、、、と現状に戻る人と、たとえ失敗しても諦めずにやり続け、いつの日か願望を現実にする人のちがいは何によるのか。
今回はそれをまとめてみます。
願望を現実にできる人、できない人のちがい
わたしは、願望を現実にできる人は、次の3つの段階でそれぞれに自分なりの考えが整理できる人ではないかと考えています。
① WHY段階
願望が、ホンモノである。それは、WHYで決まる。
目指しているもの、希望しているものが、本当に自分が願うことかどうか。
知らず知らずのうちに、誰かの願望に乗っかっているだけではないか。
会社に入って数年経ったから、同期が昇進しはじめているから、本当はさほど強い希望を持っているわけではないのに、「負けたくない」「遅れたくない」「格好悪いと思われたくない」という一心で昇進を願望に入れているのではないか、、、こんな対話を自分自身としてみると、
本物の願望かどうか、見極めることができるように思います。
あれ?本当は管理職になって役員を目指していきたいわけじゃないかも。
あれ?本当は会社員で居続けたいわけじゃないかも。
あれ?本当は大きな家に住みたいわけじゃないかも。
あれ?本当は学校の定期テストは真ん中ぐらいの成績で十分だと思っているかも。
自分が心の底から願う願望であればあるほど、
現実にするまで走り切れる確率が高くなります。
もし、本当の自分の心の底からの願望ではないと気づいたら、それを脇において、「本当に願っていることは何だろう」と考えてみる良い機会です。
今すぐに数10分考えただけで「これだ!」と思う答えに行きつかなくても、大丈夫です。毎日、10分でもいいので、少し自分と考えてみることが発見への唯一の道。
ヒントやガイドになるのは、「めちゃくちゃ楽しかったこと」は何かな。
「気づいたら2時間も経ってた。時間を忘れて集中してたなあ」ということは何か。などです。
なんだろうな?あれかな?これかな?
思考する時間、その過程なくして、いきなり「これだ!」とある日気づくことはほぼありません。
こうなったら最高だなあ、、、こんなことに関われたらhappyだなあ、働かずに暮らせるだけの富があったら最高だなあ、、、なんでもいいです。
本当の自分が真剣に求めていることを見つけるためには、
自分に格好をつけず、本心で会話することが重要です。
そして見つけられたら、最高です。
② WHTA段階
願望を現実にするために、「必要なものは何か」を正確に知っている。
①を突破してきた人は、この段階に入ります。
まず、自分の現在地を正確に知ること。
そして、願望を現実にするために必要なものは何かを正確に知ること。
この間にあるギャップこそが、
願望を現実にするために、「必要なもの」です。
これを正確に知ることなくして、願望の現実化はありません。
この段階では、リサーチも必要でしょう。
インターネットだけでも、今は相当の情報収集ができます。
また、人を頼ってツテをたどり、自分の願望に「近い成功」を手にしている人に直接、話を聞くのが最高です。
SNSで繋がれる人も増えている時代、本気になれば、相当の範囲の人にたどり着くことができるのではないでしょうか。
なるべく独りよがりではなく、正確な情報が必要です。
まちがった方法で、まちがった努力をいくら積み重ねても成果は出にくい。相当の時間をかけた遠回りになることもあります。
自分の「現在地」については、バイアスをかけずに素直に事実を見ることが重要です。できていないこと、手にしていないことはそのままそうと受け止めること、できていること、できることはどこまでなのか、その「境界線」を明確に見つけましょう。
今、できていないことを卑下する必要はありません。
これから学習や人とのつながりを駆使してできるようになればいいだけです。
今、できるのにやっていないことを見つけたとしたら、
そこは「感情」が邪魔しているかもしれませんね。
何か恐怖や不安があって、やればいいし方法も見えているのに着手していないことがあるなら、その裏には、自分を縛り付けている恐怖や不安が隠れていることがあります。
このように、自分自身を別の視点から見てみることは、できそうで難しいものです。
難しいなと感じた時は、
信頼できる友人に話を聞いてもらったり、自分とは異なる視点から自分を見たときに、現在地がどう見えるのか、意見を聞いてみることも有効です。
1人でデスクに向かって悶々としている中だけでは、新しい自分に対する視点を得ることは難しいかもしれません。人と話すこと、自分の感情と素直に向き合うこと、できること、できないことをフラットに見極めることが大切です。
③ HOW段階
WHAT段階で見つけた「現実にするために必要なもの」を
自分が手に入れるためにはどうすれば良いか、実行可能な方法を複数知っている。
方法は実は1つだけとは限りません。
同じ山に登る登山ルートは複数あるのが一般的です。
方法を選択して、うまくいかないとき、壁にぶつかった時に、そこをそのまま打破するのも1つの登頂方法ですが、迂回路に切り替えることも1つの方法です。
複数の登頂ルートを自分の中に用意しておくことは、願望を現実にするために大変役に立ちます。
どの道を選択しても、計画通りにいくことはほぼなし。
必ず、外的な状況が変化したり、
気づいていなかった事態に見舞われて、苦戦する時期は訪れます。
これは初めから、「壁はある」という気持ちで臨むことで緩和されます。
ああ、キタキタ。
ここからが本番だな。
ある意味、いいところまで登ってきた証拠だな。
と思って、自分に無理をかけすぎず、先を急ぎすぎず、
不要な荷物を下ろし、登頂したときのことをワクワクしながら思い描いて、
進んでいく情熱を失わないように
自分を認めてあげながら進んでいく気持ちが味方になります。
まず「何事かを為せ」
という言葉があります。
これは、何か偉業を成し遂げろということではなく、
自分が願うことへ向かう一歩を、小さな一歩でも良いから、行動に移して踏み出せという意味だと、わたしは理解しています。
一歩でも動くと、
動く前とはちがう景色が見えます。
その景色にいる人も変わるでしょう。
次の一歩への力になる知識や経験、支援してくれる人が変わります。
だから、じっとして考えていても、
願望を現実化する完璧な計画を立て切ることは不可能だと思うのです。
今いる場所から見える最高の計画でスタートして、
見えるものが変わったらまた計画もアップデートしていく。
そうして期間を覚悟しながら、悪路があることもあらかじめ覚悟しながら、
自分のペースで進んでいくことを続けられるかどうか。
そんな気がします。工程そのものを楽しむ気持ちも
重要かもしれませんね。
一緒にすすむことを続けていきましょう!
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