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【集中力に自信がない時は…】脳のポテンシャルを引き出す方法。

時間管理の方法について論じられたものは多いですが、時間マネジメントは論者によるちがいがあまり出ない領域です。

それは、時間というものが
1、24時間という制約があること
2、貯められない
3、人にあげたりもらったりできない

という特性があるためと言われています。

さまざまな時間管理術が語られていますが、基本的には次の3工程に集約されます。

1、現状を知る
2、減らすもの/増やすものを決める
3、自分の目的に合うように、24時間を配分する

ことに尽きます。

工夫の余地があるとしたら、
「気分」や、
意識的にコントロールできない「無意識」の力を活用することです。

気分や無意識の作用によって、
時間は濃く使えたり、薄ーい使い方になってしまうことがあります。

誰にとっても24時間しかない時間を、有効に、効果的に使うには、
仕事や勉強、また成したいことに『集中』することがカギになります。

では、どうやったら集中力が上がるのでしょうか。
1つ、有名な方法があります。

ポモドーロ時間術

古くからある方法ですが、生き残っているだけあって、その効果を実感する人が多いです。

発案したのは、イタリアの大学生だったフランチェスコ・シリロさん。
1980年代のことです。

勉強の効率化を目指して試行錯誤する中で、25分集中して5分休憩する、この形が一番良い!といった人です。

時間を測るのに、キッチンにあるトマト型のタイマーを使ったことから、この名前がついています。

皆さんも、こんな経験はありませんか?

試験中に、必死に考えてもう少しで解けそうだったけどダメだった問題を、試験終了後トイレに行って手を洗っている時に、
「あ!」と解き方を思いついた、、、など。

集中して深く考えたことは、その後、他のことを考えているときや、気持ちの緊張をゆるめてリラックスしているときにも、無意識が考え続けてくれていると言われています。

お風呂に入っている時、シャワーを浴びている時に、
ふと良い考えが閃いたりするのも同じ理屈です。

集中してさまざまな情報をインプットして、あれこれ思考していた後に、脳がリラックスしたり、他の領域に刺激を受けたりすると、ふとさっきの答えが舞い降りる。

集中して取り組む25分。
その後リラックスする5分。

ずーっと1時間継続して同じことに集中しているよりも、
こうして区切った方が脳の働きがよくなり良い考えも浮かびやすいといいます。

実際にやってみると、残り時間との競争で、あと12分、あと7分!と集中力を上げやすい。近い未来の終了時刻が見えているので、走り切る確率が上がります。

そして時間が来たら、途中でもスパッとやめて、5分休憩。
脳を休めます。

これを4回繰り返したら、長い休憩をとるのが良いとされています。

よかったら朝イチの元気な時間にこそ、一度4セット=2時間ほど、試してみてはどうでしょう。

脳への負荷のかけ方を変えると、思いつかなかったことも答えが見つかるかもしれません🌸

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