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三歳児神話は、間違っているけど間違っていないと思うわけ。
5歳と3歳の姉妹の子育てをしながら、フルタイムで保健師として働いています。で、組織のありかた、仕事の仕方に疑問をもち、起業を目指すマミちゃんです。
保健師としての仕事が嫌で、起業するわけではなく、保健師の仕事も生かしつつ、自分がやりたいことをやれるようにステップアップしたい思っています。
ということで、本日は保健師としての子育ての話を少しだけ。久しぶりの子どもと1日しっかり一緒な休日ですし、子どもは大切ですからね。
本題ですが、3歳児神話はない!!そんなの信じるなと現代は言われています。
確かに、母だけが、3歳までべったりで育児をし続けなければ、子育ては失敗する。それは、確かに間違っております。そんなことは、昔からありません。
核家族ではない時代、そこにはたくさんの家族が一緒に子育てをしていたし、農耕民族の祖先は、しっかりおんぶしながら仕事をバリバリしていたわけです。昔から、共働き当たり前だったわけです。
母が、子どもを見なくてはいけないっていう3歳児神話が間違っているわけです。そんなのは、無理なんです。というか、それは逆にやってはいけない育児です。社会性育たないので。
だけど…、やっぱり3歳までの子どもの育ちはちょーーーーーー重要なわけ!!!
ここは、強調したいところ何です。3歳までに人間の基礎が構築され、その上にいろんな難題が乗っかってきたりするわけです。だから、その基礎がぐらぐらだと、本当にうまく行かない。
発達凸凹のお子さん、引きこもりの大人、不登校のお子さん、家庭内暴力、精神疾患を抱えた人、孤独死と色々な現場を支援していますが、それぞれの人生にストーリーがあり、生きづらさを抱えていたであろう、エピソードが必ずと言っていいほどあります。どこかでつまづくことは、誰にだってあるんですけど、回復力やしなやかさがあるかないかは、かなりの割合で育ちに関わってくることは現場を見ていても間違いです。
小さい頃から、子どもに重い選択をさせていることが多かったり、高い発達段階を求めているママやパパが多い。それは、期待する部分も大きいんだと思いますが、保護者に心の余裕がなく、子育てに余裕がないんだと思います。
この時代の社会のシステムの問題ではあると思います。共働きが当たり前とか、本当に子どもたちの心が犠牲になっています。かと言って働いていて、貧困の人が減っているかといえば減っていない。私は、自分の近くにいる人だけでも、子どもたちが幸せに伸び伸びと育って欲しいなぁと思い、子育て支援の活動をしています。
とにかく、3歳までは子どもたちを可愛がって、大切にして欲しい。あっ、もちろん3歳からも可愛がってくださいね(笑)
子どもを預けたっていいんです。それで、ママの子どもへの関わりが豊かになるんだったらそれでいい。昔の人だって、働いていましたし、親戚や近所の人にたくさん子どもたちを見てもらっていました。ママがずっと育児をする方がストレスなんです。違う頭も使う必要があリます。ママの心の健康が第一です。それが、子どもの心の健康に直結しますから。めちゃ直結します。私も、イライラすると子どももキーキーなってます。
そんなときはあっても、子どもを目の中に入れても痛くないわーっていう感じで、かわいいわーって思える気持ちを持って欲しいです。
佐々木先生の書籍にあるように、「子どもが喜ぶことだけすればいい」は、本当にわかりやすい。
甘えと甘やかしだけは、区別した方がいいと思いますけど、そこを抑えておけば、子どものうちは、喜ぶことだけしてくださいと言いたい。そしたら、子どもも落ち着いて、ママも落ち着きます。そして、ママも喜ぶことをして、生活したらママが安定するので、子ども安定します。難しい育児の色々を考えるのではなく、とにかく子どもたちをかわいーーーーーと思ってく欲しい、それが私の願いです。
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