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アナタの落語の創作意欲に胸を打たれる今日この頃



『ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを引き起こすか』



とは、1972年に気象学者エドワード・ローレンツがアメリカ科学振興協会で行った講演名である。

俗にいう『バタフライ効果』のことである。

本来これは気象力学の分野における理論であったが、最近では量子力学的な見地から語られることが多くなってきたように思われる。

ひいては、ビジネス論や精神論、スピリチュアル的立場で展開されるような、人々の都合の良い解釈のもとに脚色されたSFストーリにまでなり変わってしまっているのではなかろうか。

ただの気象学における見解を、ここまで恣意的に噛み砕き、個々人が各々の主観で利己的に消費する今日日。




嗚呼。

人類は愚かしい。

人間は観たいものしか見ないのだ。

そうやって、自分たちの観たいものだけを憧憬のまにまに作り上げてゆくのだ。




しかしながら・・・

儚い胡蝶の羽ばたきが巨大な竜巻を呼ぶことに、夢とうつつの間で浮かれてみたり・・・

ミロのヴィーナスの両手の有無を“美”と称して、非生産的な議論に興じることに価値を見出してみたり・・・

噺家の問わず語りを耳枕にして、偶像虚像を実像化させるほどの境地にまでのめり込んで妄想の海に溺れてみたり・・・



実に愛おしい。

堪らなく滑稽だ。

愚かしいが故に、美しく愛おしい。







・ ・・だから、好き。




落語。




・・・は?






まぁ、とりあえずさ!

蝶が羽ばたいたら、トルネードが起きちゃうかもしれないんですよね?

風が吹けば、誰かがくしゃみ・・・じゃなくて桶屋が儲かるんですよね?

マジ、“胡蝶”って言えば、“しのぶ”では無いですからね?!

イヤ、“鬼滅”って言えば、“刃”ですけどね!

ミロのヴィーナスの両手の有無が重要なのではなく、両腕が無いことから派生する物語に胸を焦がすことができるそのポテンシャルがいいんですよね?

踊る阿呆に見る阿呆
語る阿呆に聴く阿呆
同じ阿呆なら演らねば損々・・・だから落語って良いわけですよね?



なんかよくわかんないけど。←






「こんな新作落語聴きたいなー」

ある日、何気なく羽ばたいた胡蝶のつぶやきが、今、徐々に大きな風になりつつあります。

本当にポツリと小さなつぶやきだったのに。



「あ、じゃあオレ、書くよ!」

「じゃ、オレも!」
「オレも!」
「オレも!」
「オレもーーっ!!!」

「どーぞどーぞっ!!!」



ダチョウ倶楽部もびっくりするくらいの軽いノリで、それは拡散拡大しております。

喜ばしい“循環”であります。



ところが、軽いノリに反して、仕上げる作品のクオリティの高さたるや。

わたし、何も仕込んでないですよ?
彼らサクラとかじゃないですよ?
なんなら見ず知らずの方々ですよ?

なのに気合十分でしょ?

(あれ?もしかして、プロの物書きなのかな?)


今日もそんな大人たちの遊びは、とどまることを知らずにそれは全身全霊のアツい無邪気さで繰り広げられている!カッコイイ!

いい大人こそ、全力で遊び尽くしましょう☆




そして、4人目の『心灯杯』参加者・砂男さんが現れましたー!

嬉しい!!!

この方、他の文章もとても面白い!!!

こんな才能溢れる方が参加してくださって非常に嬉しい♪



そんな砂男さんも参加している『心灯杯』の募集要項詳細はこちら↓


今、これを読んでいる誰でも参加できちゃいます♪

期限は2020年7月9日 23:59まで!




とりあえず、

何か楽しいことないかなー。
何かイイことないかなー。

って人は、参加してみて☆

みんなで楽しみましょう!!!



そして・・・

宇佐美さんが練り直してくださった作品がこちら☆

こちら、『#落語』でnote内を検索すると、ずっと上位をマークしている人気作!

本当に良くできていると思うし、トップ画像のかしまし娘ちゃん達もキュート☆


新作落語家は、そろそろ素人のお遊びにビビったほうがいいかもしれない♪

ニヤリ。








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