デザイン領域のナレッジ共有に特化した対話型の勉強会、DX DESIGN DIALOGUE#02 を開催しました
DX DESIGN DIALOGUEとは、ラクスル株式会社主催の、デザイン領域のナレッジ共有に特化した対話型の勉強会です。
今回のテーマは『デザインリーダー達の失敗談から学ぶ、デザイン組織の作り方』。デザイン組織の立ち上げや運営において、失敗は避けられないものです。このイベントでは、デジタル技術を取り入れてビジネスモデルなどを抜本的に変革している、経験豊富なデザインリーダーたちが自身の失敗談を赤裸々に共有し、それをどのように乗り越えたのかを対話形式で探り、デザインリーダーたちがそれぞれ持つデザインへの熱い想いや思想、これからのデザイン組織について語っていただきました。
🎤 スピーカー紹介
平野 友規|株式会社ユーザベース スピーダ事業執行役員 CDO(Chief Design Officer)
宮原 功治|株式会社SmartHR 執行役員 兼 VP of Product Design
小久保 浩大郎 |株式会社ナレッジワーク 執行役員VP of Design
和泉 純一|ラクスル株式会社 VP of Design
猪爪 雄|株式会社ナレッジワーク デザイナー
イベント当日、激しい大雨に見舞われた東京
首都圏では夕方以降各地で激しい雨が降り、山手線は運転見合わせ、各路線でも遅延が発生し物理的に会場に向かうのが困難な状況に。SNSでも、「品川駅に滝ができている」「赤坂で道路が冠水していた」など、豪雨に関する投稿が飛び交う中、交通機関の運転再開を待ってイベントは幕を開けました。
ファシリテーターは株式会社ナレッジワークの猪爪 雄さん。"ここでしか聴けないノーSNSな情報を取り扱うので、拡散したいトピックがあっても心のSNSへ投稿してください"とインフォメーションされました。こちらのレポートでは、公開できる範囲で当日のダイアログをご紹介します。
セッション1:開発について、過去最大の失敗
まずは開発の失敗談について。デジタルプロダクトを扱う者なら誰しもが経験しうる開発の失敗を赤裸々に語り合い、会場をあたためました。
例えば、既存のプロダクトに後からジョインした場合、遭遇しがちな造形の乱れ。不満を持ってしまうこともあるかもしれませんが、見方を変えればこれまでバトンを繋いでくれた人々の存在を感じることができます。必要なのはそうした人々へのリスペクトだと語る平野さん。
セッション2:組織づくりについて、過去最大の失敗
次に、組織づくりについてのセッションです。ここから先はノーSNS必至な内容のため詳細は伏せますが、一見難なく組織を作り上げたように見える彼らが、実際は失敗を繰り返し、学びを重ねながら泥臭く組織を築き上げてきたことがわかるエピソードを披露されました。
セッション3:失敗から得られた学び
セッション3では、今まで語られた失敗を活かした施策や、困難に陥った際に助けになる書籍、解決に繋がるプラクティスについて語られました。
失敗の共有は、次に挑戦する誰かの糧になる
誰かの体験から何かを学び取る際、輝かしいサクセスストーリーは多くの要因が絡み合って生まれるため、再現性に乏しい場合があります。それに対して失敗談は、特定の原因や過程の誤りを分析することによって、同じ過ちを避けるための具体的な対策を立てることが可能です。リーダーとして組織を成長させていく際、誰しも陥るかもしれない失敗を共有することにより、業界で同じ立場の人々の学びを促進し、実践的で効果的な学びの機会を提供できます。もしかしたら、その過程でかつて失敗した経験による傷が癒やされたり、誰かを救済することにも繋がるかもしれません。
今回、失敗談の共有というリスクのあるテーマでありながら、赤裸々に経験を共有し、学びの機会を提供してくださった登壇者の方々に、心からの感謝を申し上げます。
これからもこうした豪華ゲストを招いた勉強会や、RAKSUL DESIGNをご紹介するイベントなどを開催して参りますので、ぜひconnpassをチェックしてください!
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