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#11 『母親』という呪縛を解く
【自分の心と身体は、自分で守る】
rako@セルフケア・コーチです!
今日は、ちょっとメンタルのお話です。(ちょっと重くてすみません(^^; )
みなさんは、自分の『お母さん』に対して、どんな思いがありますか?
私の母は、非常に過干渉な親でした。
食べ物、洋服、部活、進路・・・すべて母の思い通りでした。
私が「これがしたい」と意思表示しても、「いや、こちらの方がお前のためだから」と言い含められて、私の意見が通ることはありませんでした。
ただ、私はそのとき子どもだったので「母は、私のためを思って、正しい方向を示してくれているんだ」と思っていました。そして、いつのまにか、自分の意見をいうことをやめ、「母親が何を求めているのか」を読み取るようになりました。
しかし、大学受験のとき、事件(?)は起こりました。
母は、私に医薬系の学部に行くことを強くすすめて、私もそれに応えたいと勉強しましたが、そもそも数学や理科が苦手だった私は、すべての大学に落ち、2年浪人した挙句に、私大の文学部に進学することになったのです。
このあたりから、「何かがおかしい」と感じるようになっていました。
と同時に、「本当に自分がしたいことが何なのか」も、わからなくなっていました。
私は、少しずつ母と距離をとるようになり、結婚して実家(埼玉)から遠く離れた北海道に住むようになってからは、ほとんど連絡もとらず、行き来もせず。
それでも、頭の中の母の「指示」に、しばらくは悩まされました。
誰かの指示に従って、「こうしなければ」「こうするべき」と動いているとき、心は緊張しています。
そして、もしその指示に従った挙句、良くない結果が出たとしたら、
「あの人が、こうしろと言ったから、やったのに。」
と、その人を責めることになるでしょう。
その人に責任がある。私には責任はない、と。
あなたの人生は、あなたのものです。
お母さんのものでは、ありません。
自分の本当に好きなもの、やりたいことを選択していきましょう!
自分の好きなもの、やりたいことに向かっているとき、心は喜んでいます。
さて、私がその後どうしたかというと、
北海道に住んで20年、親兄弟から離れて、自分の判断でいろいろなことにチャレンジした結果、『自分』を取り戻すことができました。
そして、母は、数年前に認知症を発症し、現在は施設に入っています。
もう、私に何かを言ってくることもありません。『自分』が中心になった分、頭の中の母は小さくなりました。
こうして、私は『母親の呪縛』から解き放たれました。
ただ、不思議なのが、
一人で、自分と向き合い、自分に合う仕事を探した結果、
現在は、高校の非常勤講師と、アロマテラピー講師をしているのですが、
実は、うちの母は、高校の養護教諭だったんですね。
で、ふと、私が小さいころ、母が「保健だより」を家で書いていたなぁ、とか、知り合いを集めて公民館で健康体操教室を開いていたなぁ、とか思い出して、
彼女の血が、才能が、私の中にも脈々と流れていると感じ、『感謝』をかんじられるようになっています(*^_^*)
もし、あなたの心が、自分ではない誰かのいいなりになっているなら、勇気をもって、心を解き放ってあげましょう。
自分の心を大切に扱うことが、周りへの感謝の心を引き出すことにもなります。
読んでいただき、ありがとうございました!
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