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ブーイングの文化

昨日、バスケットボール日本代表が、劇的な逆転劇を見せた

家で鑑賞していても伝わるほどの迸る熱気と歓声

スポーツは感動の勇気を言葉なしで伝える素晴らしい文化だ

そんな中で、見ているときに少し不快な気持ちになったことも事実である

これはあくまで個人的な意見なので、他の視聴者にもさまざまな解釈があると思うのは承知の上で、一個人の意見として聞いてほしい

相手選手のフリースローの際に、日本側のサポーターがブーイングをしたのだ

日本側のホームということもあって、会場内に響き渡るマイナスの音

「あ、日本もするんだ、なんか嫌だな」というのが感覚としてあった

勝って欲しいのはもちろん分かるし、相手側もホームならするだろうという声もあるだろう

他の国はどこもやっているから、もちろんそれもあるだろう

でも、これしている人も聞いている人も気持ちいいわけないと思う

これで相手側が外しても、ブーイングをしたこと自体にマイナスな感情を抱いた

子供の時に、USJのウォータープールで初めてブーイングの意味を教えてもらった。

「死ねって意味だよ」

「え、悪役だとしても人間じゃないの?」っていう感覚を今でも持てていることに少しホッとした。

国が違えど、どれだけ熱狂しても、同じ人間なんよな。

勝ち負けの世界は、時に人をプラスな感情へ動かし、人間的にマイナスな方向へ動かすこともあるんだと思った。

ラッコがシナモンを振るとき





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