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娘の運動会で。

先日、娘の運動会があった。

去年はかけっこはなんとかやれたものの、そのあとは抱っこモードでまったく動かなくなってしまったので、今年はどうかなあと思っていたら…

今年はかけっこもダンスもしっかりやりきり、玉入れも一生懸命やっていた。投げた玉はひとつも入らず、先生を攻撃してばかりだったけど。笑

1年でのこんなに変わるものかと驚いた。がんばったご褒美にショートケーキを買ってあげてしまった。甘すぎるだろ私。

「今日は楽しかったねえ。次の運動会はいつかな?」と嬉しそうに眠る娘を抱きしめながら、ゆっくり大きくなってね、と眠ったのでした。

娘は2人目ということもあり、泣こうが固まろうが、親としての焦りはまったくありません。

息子のときは、受け入れようと思いながらも、心のどこかで「ずっとこのままだったらどうしよう」と思っていたけど、娘に対してはそんな心のチクチクは100%ない。

まあ、なんとかなるでしょと思ってる。根拠もなく。その子なりの成長や変化が見られればスピードはなんでもいいと思ってる。大きくなるとはそういうものでしょ、みたいな。

保育園の運動会って、大人にとっては微笑ましいイベントのひとつだけど、子どもにとっては一大イベントなわけで。

クラスの皆で練習してきたダンスが踊れたことや、かけっこでがんばったこととかが、子どもにとっての小さな自信になる。この自信を積み上げて、困難に立ち向かうときのベースにしていくんだよね。

過去のnoteを振り返ったら、5年前に息子の運動会のことも書いていた。

運動会を見るといつも何かしら心が動くのよね。感動する。我が子以外にも泣く。知らない子にも。

今回の運動会、ほかに驚いて感動したのが上のクラスのプログラム。

いくつかの体操の種類の中から、「なにをやるか」「どんな目標を立てるか」を自分で決めて披露する、という内容だった。

逆上がりを目標にする子もいれば、でんぐり返しをやる子もいて、レベル感はほんとに人それぞれだった。

運動会というと「みんなで同じことをやる」みたいなイメージがあるけど、こんな披露のさせ方をするのかと驚いたし、私は素晴らしいと思ったし、皆が温かい拍手を送っていたのもよかったな。いちばん泣いた。

そういえば娘のクラスも飾り付けはひとりひとり色が違っていた。たぶんそれぞれが好きな色を選んだんだと思う。周りにそろえなくてもいい、自分が選びたい色を選べばいい。

子ども達の自主性に任せた保育をしているんだなというのがうかがえて、素敵な保育園に入れてよかったなあと思ったのでした。

私は子育てをする人としない人の人生のいちばん大きな差は、感動の種類の数や感動の幅が広がりだと思ってるんだ。

「子を育てているからこそ味わえる感動」っていうものが確実にあると思ってる。運動会はその感動を味わえる代表的な機会だと思う。

今日はよいエネルギーをもらいました。可愛かったなあ。これからしばらくは疲れたら娘のダンスのビデオを見よう。(親バカ)

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