見出し画像

Gemをヒントにして、パズルやボドゲを創作したい気持ち(2)

昨日の続きです。

さて本日は、このGemっていうパズルの基本コンセプトをふまえて、何かを創作したいという話です。

「1:2:√3の直角三角形」を利用して、こんなパズルはいかが?
って感じに、ふと軽~くパズル案が思いつきました。

現代は「BurrTools」っていう強力なパズル解析ツールがありますので、このパズルアイデアには解があるのかどうかをまずは調べてみました。

解の1つ

解はだいぶたくさんありました。
ちなみに上に示した図のパズルピースセットでは、(直角三角形の)2個接着型と3個接着型を、両方とも全種類完全コンプリートしているはずだと思っております。
万一見落としがあったら、ぜひぜひコメント欄にお知らせをお願いします。

BurrTools解析結果をもとに推定すると、テンヨーのプラパズルでいうとNo6相当=難易度は「普通」レベルの平面充填パズルとして製品化できそうな感触です。でもトゲトゲしていて、さわると痛そうなところはどうすべきでしょうかね。
そのあたりは製品化の時にちゃんとしないとですね。

難易度は普通と先ほど申しましたけれども、下の図に示すように「お邪魔な壁」をちょいちょいっと数本書き加えれば、いきなり超難問に変身させることだって可能です。

赤で示したお邪魔壁の上に、パズルピースを置くのは禁止

こんなぐあいに「お邪魔壁」があると、こりゃかなりムズいですよ。
難問がほしい人向けに、こんなパズルデザインを5~6個ほど添付して販売すればいいんではないか?なんてことを考えてしまいます。

***

ということで、このアイデアはボドゲにも応用できないのか?
ボドゲに応用したいなあと気になってきました。
お邪魔壁がランダム的にあちら・こちらに描かれているこんな状況のボードを描いてみました。

せっかくなんで、何かのアブストラクトゲーム盤として、活用できないものでしょうか?
今後の研究テーマとして、このアイデアを使って、ちょっとゲームの案を考えることにしてみます。

まだ明日に続きます。


ゲームシステムのデザイナーって、何なの?どういう意味? そんな疑問は、私の記事群によってご理解いただけるものと期待してます。 ラジくまるのアタマの中にある知識を活用していただけるお方、サポート通知などお待ちしています。