「古代の神々」の「特殊能力」を使ったゲーム(案)(Santoriniの続き)
注:この記事は、昨日の Santorini の続きです。
話題は変わりまして、次は「神々のチカラ」というテーマに移って、まだsantorini関係の話を続けます。
Santoriniの開発秘話?みたいな話を(1)~(3)で書いてきました。
そのなかで使われた、ゴッドパワーのカードですが、私は「ソレだけ」でなんか思わず、楽しくなってしまうのです。
「アトラスの神力を発動!”世界を支えるチカラッ”!」
「ストップブロックを、レベル0に配置するっ!」
なーんで叫びながら、
同時に、自分のアタマの中では、神(アトラス)が、「ズシーンッ」なんて効果音をたてて、ストップブロックを地面にたたきつける様子のムービーを想像しつつ、ゲームを進めたくなります。
*ラジくまるは、かなりの夢想家なのです!
*私とご一緒に、荒木飛呂彦氏の劇画調の絵でご想像ください。
***
しかし、何はともあれ、
ギリシャ神話と言えば、何と言っても、やっぱりコレですよね!
「イリアス(トロイア戦争の物語)」 by ホメロスさん
例:Amazonより文庫本の例。他にもいろいろ
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%82%A2%E6%88%A6%E4%BA%89%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%95%99%E9%A4%8A%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%B3/dp/4390111159
ギリシャと、トロイアとの大戦争の話です。
あの超有名な「トロイの木馬」も出てくる戦争ですよ。
お勧めします。
この文学作品は、登場する神々の人数がものすごく多いです。
そしてイチバンのポイントは、途中で、神々が「スーパーパワー」を用いて、自分がひいきしているチームに助力することです。
読み進むうちに、
「ずるいぞギリシャ!トロイがんばれ!
チクショー!ギリシャXXXX(伏字)!」
って、思わず感情移入しちゃいます。
で、すると今度はトロイのほうに、神のパワーが注がれ・・・。
って話が行ったり来たりして、要するにすったもんだ、になります。
神々の「スーパーパワー」が、一瞬で勝敗を決するような
「クリティカル・ヒット!」
じゃなくって、「スーパーパワー」で戦況が「片方に傾く」っていうのが、このホメロス作品の物語がウマイところだと思います。
神のパワーが強すぎて、一瞬で勝っちゃいました。
なんて話、読んでいて全然つまんないですよね。
このように、Santoriniと、イリアスのお話と、両方をいっぺんに考えるうち、自分の住んでるところ、ヤマトの神々のことが気になってきました。
ギリシャと同じように多神教の「ヤマトの神々」でも、何か、こういう感じのゲームって作れんじゃね?と思いました。
Santoriniの作者さん。ヒントを作ってくださり、ありがとうございます。
ヤマトの神、ボードゲームで使う「ゴッドパワーカード」って、ざっとこんな感じになるのかな?とただいま想像中です。
アマテラス
「天の岩戸」:対戦相手は、移動力が半分、攻撃力も半分に低下。
発動できるのはゲーム中に1回のみ。
*これとは別で、毎回「マップの暗闇効果」はキャンセル可能。
タジカラのチカラオト:
「岩戸も動く怪力」:チカラを使う競合時に限り、絶対に勝つ。その他の競合では逆にすべて負ける。
*ゲーム中に1回だけ、天の岩戸をキャンセルすることができる。
サルタヒコ
「導くもの」:パーティーメンバーのマップを進む行動力が、全員+2になる。
オモイカネノカミ
「万能の知恵」:錯乱の魔法はキャンセルできる。迷路や、足を取る沼においては、パーティーメンバー全員の、行動力にかかるマイナス要素はすべてキャンセルできる。
ヤマサチヒコ
「釣り針をなくす才能」は、みんなの足をひっぱる。お邪魔キャラ的扱い。
ヤマトタケル
なんかいろいろ強すぎるんで、発売直前の段階で、強さの調整が難しくなりそう。アイテム「ツルギ」の「アリ/ナシ」のルール調整は絶対必須だよね!
などなど。
・・・・・・
閑話休題。
ありもしないボドゲ用に、ヤマトの神のゴッドパワーの数々を想像してしまいました。
こんなアイデアを利用したゲームを、どなたかが作ってくださるのを期待しています。
ぜひ。