飲食店にテクノロジーが導入されることで人がいらなくなる?という考え方はダメダメ
どうも、元々パチンカスで今はまあまあ大企業の中間管理職をしているライジングです。
スターウォーズがスキなのでタイトルの画像をC3POにしてますがw
本日は”飲食店テクノロジーが導入されることで人がいらなくなる?という考え方は超危険”だよという内容で記事を書いていこうと思います。
なぜこの記事を書こうと思ったのかというと、最近よく聞くんですよ。
テクノロジーが導入されること「人はどんどんと必要なくなるね」という言葉を。
このようなことを口にする人が本当に多い。
おいおい、ちょっと待てと。
ライジングから言わせると人はいらなくなるということは間違っていないとは思うが、ただそれだけではなく、今まで人がやっていたムダな部分をテクノロジーがどんどんと代替してやってくれるようになるだけで、人にしかできないことは必ず存在するため、人が必要なくなるという考え方だけできっと淘汰されてしまいかねない、と思っています。
どんどんと進化する飲食店のテクノロジー
最近DXやOX、FOODTECHなどの言葉(横文字ばっかりで嫌われるやつ)をよく耳にするようになりました。
POS導入から全く進化の見られなかった、アナログ業界のトップランカーでもあった飲食業界にも近年様々なテクノロジーが導入されるようになってきました。(最近すごいよほんと)
例えば来店から配席までのご案内をロボットがしてくたり、紙の予約台帳が定番だったものが完全な顧客台帳をデータベースで管理できるようになったり、料理を提供するのも配膳するロボがやってくれたり、お客様の注文もQRコードを読み込むことで紙のメニューの必要がなくなり携帯から注文できたり、レシピを読み込ませればロボットアームが料理を作ってくれたり、洗い物をしてくれるロボットが現れたりなど、挙げればキリがないですが・・・
どんどんと飲食業界にも様々なテクノロジーの導入が進んでいます。
そしてこのようにテクノロジーが発展すると次に必ず言われる言葉が”人は必要なくなるよね?”という言葉。
もう一度言おう。
ん〜。
なんか違うくない?
ライジングはいつも違和感を感じていました。
テクノロジー(DX)は人間がやらなくてもよい仕事をやってくれるだけ
テクノロジーの発展によって決して人間が必要なくなる(ある程度はもちろん削減できると思っています)のではなく、人間がやらなくてもよい仕事をテクノロジーが代替してくれるだけであり、今までやらなくてもよい仕事に費やしてきた時間をテクノロジーの導入によって代替できることで捻出した時間を人間にしかできないことを考えたり、注力することが一番大切だとライジングは考えております。
この考え方を根底に持っていない状態でただ人件費が削減できるとか、人が必要なくなると考えていたらきっとそのサービスは世の中に置いていかれてしまう存在になっていくとライジングは思います。
飲食業界で人間にしかできないこと
それではライジングが在籍している飲食業界でテクノロジーにはできなくて人間にしかできないことってどんな仕事があるでしょうか?
ちょっとライジングも改めて考えてみることに・・・
例えばお客様の表情を読み取ってご案内(キョロキョロ(トイレを探す素振り)していたらトイレにご案内する)、メニューを見ていたらお伺いする、グラスが空になりそうなら追加のドリンクをお伺いする、箸が落ちたらすぐに新しいものに取り替える、客層に合わせて最適な席へご案内する(ファミリーなどはテーブルよりも座敷など)、などまだまだテクノロジーの力では解決できないような基本的なおもてなし(レストランサービス)にもっともっと今まで以上に注力することができるようになると思います。
つまりおもてなし(レストランサービス)に注力することができればテクノロジーの役割と人間の役割がしっかりと明確に分類され更にお客様満足度向上に繋がるとライジングは考えております。
今回は私が働いている食産業を例に挙げましたが、どの業界でもこれは同じことが言えると考えております。
テクノロジーを導入したから削減できて終わり!!とならないように、捻出した時間で人間にしかできないことに更に注力するには何をしたら良いか?を考えていきたいですね。
それではまた次の記事もお楽しみに〜。
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