大学生の一日(feat.ステイホーム生活)
今日も一日、授業はオンデマンド式ということで家で過ごそうと思う。
昨日の時点では大学の図書館で勉強してもいいかな、とは考えていたのだが、大学に行くまでの労力(化粧、服選び等)と天秤にかけると、行かないという選択肢の方がメリットの方が大きかったので今日も元気に引きこもり生活を送る。
まず、目が覚めたのが8時半。なかなか早い方である。そして私は迷う間も無く再び布団に覆い被さり二度寝モードに入る。どれだけ寝ていようと誰にも何も言われないところが一人暮らしのメリットである。
自粛大学生の生活の大半はとりあえず寝る、寝る、寝る。
1日の大半を寝て過ごすコアラやナマケモノにも劣らぬ勢いで自粛大学生も負けじと寝る。
私の前世はおそらくコアラかナマケモノに違いない、と主張できるほど私は寝ることが好きだ。
朝の11時頃に目が覚め、取りあえず朝ご飯にサラダと昨日のうちに炊いておいたご飯とさんまの缶詰を食べた。食べるためならベッドから出て動くことも苦ではない。しっかりデザートにヨーグルトとコンビニで割引価格で買った抹茶クッキーを食べた。満腹という幸せに浸りながら、特に大きな課題の締め切りが迫っているわけでもなかったので、再び寝ることにした。(全く、寝ることへの執着心が凄まじい女である。)
起きた時刻は午後の二時。1日の大半を無駄にした、とは感じなかった。なぜなら夢の中がとても充実していたからだ。昔の友人となぜか街中にあるジェットコースターに乗ったり、お隣さんがイケメンの二人組だったということが発覚したり(あくまで夢の中の妄想)、なかなか面白い夢をみた。
目覚めたのは電話の着信音でだった。内容は、家庭教師の案件紹介だった。10分ほどの口頭での手続きを済ませた。寝起き10秒後、パジャマのまま、顔を洗うこともなく電話をしていたなど相手には言えるはずもない。申し訳ない気持ちにもなったが、その電話がなければ私はおそらく夕方まで寝ていたため、起こしてくれたお姉さんに感謝した。
起きたらとりあえず冷蔵庫にあったサラダにツナ缶とマヨネーズを和えて食べる。
これが美味しいのだ。スーパーに売っているカットサラダに、ツナ缶、マヨネーズ、塩胡椒、好みでのりを加えて混ぜるだけという実に簡単お手頃料理だ。普段野菜が不足しがちな大学生にとっては非常にありがたい一品である。先週の土曜日に何気なく行った、参加費無料の大学生のためのクッキングクラスで知った。本当に行って良かったと思う。宣伝用のチラシを配っていた生協のおばちゃんにも感謝だし、そのイベントを主催してくれた未だ何者なのかわからないおじちゃんにも感謝だ。そのイベントがなければ私は今頃レタスをちぎってお皿に入れただけのものにドレッシングをかけてモサモサと食べていたことだろう。
午後三時、今の所今日したことと言ったら、とりあえず食って寝ただけだ。全くもって生産性のない大学生である。毎日せっせこと働いているミミズなどの方が私なんかよりもよっぽどこの社会に貢献している。
そんなこんなで1日ももう終盤に突入しているわけだが、この後の予定も特にないので、おそらくYouTubeをみたり晩ご飯の買い物をしたりして今日を終えていくのだろう。親が見たらきっと泣くような怠惰っぷりだが、彼らから連絡が来ることは必要事項以外ほとんどないのでそれをいいことにできるうちにとことん怠けておく。
この世において私ほど生産性のない日々を送る人はいないのではないかとたまに不安にもなるが、働き出したらまた生活も変わると思うし、忙しい日々を送ることになるだろう。今はその準備期間として、怠惰な生活を楽しんでおこうと思う。
それでは皆様良い1日を。
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