だって母ちゃんは
先日
お嬢の幼稚園からのママ友とお嬢友と
四人で呑んでいた時のこと。
なんの話してたのかは忘れたけど
お嬢が
『だって母ちゃんは私を助けるためにはなんの迷いもなく
身を投げ出すでしょう』と言った。
いや、そりゃ、そうなんだけど。
後からなんだか嬉しくなった。
そうか、お嬢は何の疑いもなく
そう思っていてくれているんだと。
お嬢が小さかった時
名札をつけなくなり悪い人がいるから
挨拶してはいけないと。
おかしい!なんで悪い人のために
我慢をさせないといけないのか。
近所のお兄さんに拉致られる
友達のお母さんに殺される
そんな交通事故より少ない確率で起こる事件のせいで
素晴らしいことをするなとは言いたくない。
親が教えられることは
相手を判断すること、
それでも危険にあった時の対処の仕方
それでも被害を受けた時の心の癒し方
転ばないように言うより
転ぶ前から
受け身の仕方
傷の手当の仕方を教えておくことの方が
大事だと思う。
転んだ後、自分で立ち上がったことを
褒めてあげることの方が
大事だと思う。
私は教師でも役人でもなんでもないから
一人の娘を
たった一人子どもをもった立場で思うのは
自分が学んできた人生を伝えることと
いざというときには
あなたのために
なんの迷いもなく
全てを投げ出せる人間がいることを
知ってもらえたらいいということ。
今日の話は
それが伝わったいるという幸せを
彼女に教えてもらったこと。