ハイタカさん。間違っているぞ。『ハイタカさんへのラブレター2』
クリエイターさん迷走中
YoutubeのOP挨拶。
A 世界一面白いアクションRPGを作ります。
からの
B 世界一面白いアクションRPGを作ることを、人生のメインクエストになんとか。
小賢しい。面倒臭いんじゃ、ガ●が!
煽りのハードルを下げてどうすんの?
好きで始めたゲーム作りが、面白く無くなってきたか?
何がなんでもAを変えない約束はどうしたのか?
BはAの劣化版であり、つまらないバージョン。本人は謙遜でもしてるつもりなのか?
ゲームより前にアンタがつまらなくなっとるがな。尖ってこそ意味があるのに丸なってどうすんじゃ。
『世界を作ることより面白いものはない』
押井守さんの言葉だ。
まあ彼らとしても世界は作れないだろうが『世界観』は作れる。
神は自分に似せて人を作りたもうた。この意味を私は、『作ること』が神の所作であるならば、人が作る作業は人が神に似ていることの証明になる。例えゴミを作ったとしてもだ。
※余談だが、押井さんは巨匠。だが、いくつかの点で批判もしたい。彼は生身の人間でもあるが、偉人でもあって。個人ではなく偉人を批判する。
彼は体力も金もない。そして見た目が汚い。漫画家は自分が真っ黒になっても原稿は汚さない。でも自身を晒すなら、それも『原稿』つまり作品なのだ。
もう一つ、決定的な判断ミスはアジア流をアメリカ・ヨーロッパに押し付けて失敗しそれを曲げなかったことだ。
映画をイメージしてもらいたい。登場人物の思いや活動に集中するのがアメリカ流。優れたキャラクターは、放っておいてもどこへ行っても活躍する。ところがアジアでは、景色や状況など周囲を見て心情に入る。絵を見るのがアメリカ。額縁を見るのが日本。押井さんは、額縁をアメリカへ持って行った。
小島さんのことを金があって羨ましいと思っているだろうが、それも違う。自分が作りたいものを作るには、どうしても金が要る。映画好きの小島さんなら骨の髄まで分かっている。
大昔からアーティストは、唇を噛んでスポンサーに媚びた。
ハイタカさんを含め、若いクリエイターはそういうことは織り込み済み。モノづくりをするにはお金と健康が必要だと知ってる。
先輩たちのご苦労を知ってるからだ。お金が足りないから・・そんな理由で妥協はしないぜ!そういう覚悟があるのか無いのか?
ゲームにおいて世界一とは何か?
格闘技でもオリンピックでも『世界一』を口にする。だが、それもその一瞬だけのことだ。多くの場合、あまりにも多くのリソースを使うし採算が取れない。過去の栄光がどれだけ役に立つか?
『一番面白い』 は 『一番強い』のと同じで、言語明瞭なれど意味は不明瞭。でも煽りとしては秀逸。
面白いとは何か?
世界で一番多くの人に投票してもらうことかな?
違うのだ。面白いとは常に個人的なことで、しかも人間の肉体の中で決まること。
数字とか、評価とか関係ないのだよ。
なんのためにゲーム作りやっているのか?
ヒット作を作ることなのか?
最大多数のお褒めの言葉をいただくことか?
違うな。そんなのハイタカさんがワクワクしない。見知らぬたった一人のゲーマーを喜ばせ感動させ幸せにすることがハイタカさんの真の目標だ。
だから世界一の意味は、歌謡大賞とかグランプリをとるとかじゃない。ゲームで賞が欲しいならパソコンいじってないで、ロビー活動しろよ。
ところで、デス・ストランディングは面白いのか?
小島さんは、映画好きでおそらくは読書家でもあるのだろう。世界情勢や政界政治・地政学に深い。重い荷物を抱えて足場の悪い坂道を歩くゲームなど、ストレス解消になるわけないじゃん。手っ取り早い達成感も味わえまい。ゲームのアイデアをスタッフに理解されるまでも長かったとのことだ。理解されてからも、このゲームのどこが面白いの?との戦いだ。小島さん自身の人生のあり方も乗っけた。
ファンを待たせてる間を、YouTubeで埋めて行った。ゲーム作りには金がかかる。売れるかどうか分からない割に、コストが高いのはリスクでしかない。映画もそうだ。だから作るプロセスも金に変える必要がある。
何もかもが豪華だ。景色や俳優だけじゃない。ゲームを通じて、小島さんの価値観・世界観を世に問うたのだ。
ある意味で、周囲の反対を押し切った。人間の本質。そして何よりも小島さんの中からのインサイドアウト。
もちろんセールスも沢山やっただろう。だが、売れるものを作るのではなく作りたいものを作った。勿論、小島さんの名声あってできることなのだ。購買者10ミリオンの9割は、あまり内容を知らずに買ったはずだ。
ファンは小島さんへの圧倒的な信頼。それにお金を支払った。そして、やってみて戸惑う。でも、そこにはやはり『小島世界』が確かにある。
小島さんの寿命を削る、気力体力の成せる技だ。マーケットは初めから世界だ。どちらかというと日本人向けは後回し。
先に述べた、『額縁』世界観やこしらえも『絵』登場人物も極上。
夜中の2−4時は自殺者が多い。多くの孤独者たちを救ったのではないかな?
ハイタカさん。60年後。私のビジョン
『お父さん・・暇なら、タカシ見に行ってやってよ。イジメにあって部屋に閉じこもっちゃってもう大変。学校も一週間休んでて。』
『そおかぁ。ユースケくんはドイツに出張中だもんな。』
『タカシ。小遣いとお菓子持ってきてやったぞ。』
『おじいちゃん。ありがと。・・チッ、一万円か。まあいいや。』
『お母さんが心配しとったぞ。学校休んで。』
『いや、これにハマっちゃって。』
『ほう・・・』
そこには30年前に発売された『千葉ってモッコリ』が。
『それって面白いんか?』
『うーん。よくわかんないけど、お父さんのみたい。やめるタイミングがなくて。作者の排他化さんて、相当変わり者だったみたいで。何を楽しめば良いか分からないよ』
『それはな・・・』最後まで自分が作ったとは言えない排他化さんでした。
タカシくんはゲームのエンドロールが流れた朝、学校に行きました。
『おじいちゃん。あのゲーム、世界一面白かったよ。』
あのゲームに、ハイタカさんは全体重乗っていますか?
どんな小さいゲームにも知情意は欠かせない。小さくて少なくて良い。
1000円ゲームをリリースするそうだけど。
ハイタカさんの言われる、『リンク感・ゾーン・MT車』は、そうだけど。
車で言うんだったらエンジンやトランスミッションだけでなくて。
なんのために乗るのか?
どこへ行くのか?
カーステではどんな音楽が?
カップホルダーにはコーヒーか?
外の景色はどうか?
次の信号は赤か?
道路はどんな感じか?
色や形は?
とか色々あるよね。
盛り込むべきは、
思考・感情・動きに訴える要素
考えることが楽しい
感じるのが楽しい
動作が心地よい
熱量
女性剣士は軽装で。腹・腰骨出しは必須。
顔もなんとかして
弓は本来、魅力的な武器 深掘りしてほしい
『大谷亮平さんの『神弓』初め、弓は深くて面白い』
荷物多すぎ。そのためヒーローの所作が美しくなくなる
そして何より面白いゲームに結実しそうな『片鱗』
私は、どんだけハイタカさんが好きなんだ?
※ハイタカさんの元へ、莫大な批判やディスりが届いておるとのこと。
これって、アンケートってことだよね。メンタルに来るけど羨ましいことでもある。ご期待申し上げております。『お前もな!』って言われそう。
まあハイタカさんに読まれても怖いけどね。
最後まで、お読みくださりありがとうございました。