シェア
香名♠︎
2018年5月3日 09:34
窓を水滴が伝ってく。なんの野菜が残っているかな。かぼちゃのスープが飲みたい。うさぎのまんがを閉じて布団からでよう。風のおとが強まる。「きのうの筍煮たので筍ごはん炊くから」それなら卵焼きを焼こう。どこにも行かないのは雨のためでもつよい風のためでもない。
2018年5月2日 19:47
雨が降り出しそう。摘んだ撫子は七本。きのうの歩き疲れたままにスーパーへ行く。切り身じゃないまとめられた半端な鮭、鮭そぼろをつくろうか。これからあらしがやってくるのだろうか。雨が降り出した。南風に運ばれる蛙の鳴き声と柿の葉のにおい。雨が入るから、南の窓は開けてられない。
2018年5月1日 23:42
真紅の薔薇を飾ろうか。見切りで安くなっていた咲きかけの白い芍薬を買ってきた。白いベールが揺れるような、降りそそぐ月のひかりをきのうみた。ふりまく白いひかりが似ている。水切りをした途端、一本が呼吸をするように華ひらかせてその夜バサバサ音をたてて零れた。
2018年5月1日 23:07
きょうの月のひかりはベールみたいだね。
2018年5月1日 22:24
きょうはどら焼きを買いに行こうか。一度食べただけの、皮が美味しかった、いちばんすきなお店の。好みの皮は、なかなか見つからない。ちいさな店。かしわ餅は、好みじゃなかった。いちばんすきなどら焼きの店。辿り着けるのなら、その角に現れる。また来れた。