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手帖

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ちいさな記録 雑記帳
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2018年2月の記事一覧

二月四日

二月四日

春のお祝いはちらし寿司。
梅と紫蘇漬けを加えた寿司酢でほんのり桃色ごはん。

お正月のお雑煮に入れてくれる結び三つ葉、えんを結ぶという意味があるなんて知らなかった。

巻きからちらし。

二月三日

善哉。
振る舞い追儺のおぜんざい。
よきかなよきかな。  

関西のほうでは節分に食べる追儺のおぜんざいがあるらしい。厄祓いにぜんざいを振る舞うのだとか。

ただぜんざい食べたいだけ。二日前から豆を炊く。
まめ炊きは愉しい。

はしっこ。
家にあるもの集めて七福。
太巻きは愉しい。  

春がくるね。

二月一日

家に帰ったら盛られてた。
鏡餅からいま揚げ餅へ。

一月十三日

一月十三日

わたしのきょうの一時間を出迎えられて見送られた。たったひとりのいましかない一時間を。
三春のごちそうのあと、ちょっとはやめの小正月。

出迎えて見送る、ただそのくりかえし。
きっといつの瞬間も。

一月十一日

一月十一日

鏡開きの晩ごはん。ふっくら炊けたよいおしるこ。われない鏡餅、時間をかけてカラカラになったら揚げ餅へ。冷凍庫ののし餅でおしるこ。
ただおしるこ食べたいだけ。

一月七日

醒めるようにすっとした日曜日のあさごはん。下ゆでした春の草たちとコトコト炊いたお米とのびる餅。  

おかゆのあとのおやつ。
やりたかったのはこれ。
祝福のあまり。  

一月六日

土曜日のあさごはん。たまご焼きときゅうりと甘く煮た油揚げとおせちの余りを太巻き。ひとくちで頬張る。祝福の余韻を。

一月三日

一月三日

三ヶ日のさいごはちらし寿司。ゆったりと流れる祝福。よきかなよきかな。
ねがいは、そのひとがいつでも安心して、しあわせに無邪気に笑って生きていますように。どうもありがたい。  

一月一日

一月一日

いただきます。
ごちそうさま。