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無関心であれ!

嫌いな人のことで脳がいっぱいになって、馬鹿みたいに病んだ結果、「嫌いな人に、嫌いじゃないですよ、みたいな顔しなくてもええやんけ」という結論に至りました。 無理に仲良くしようとしなくていい。 気づかないふりして顔とか逸らしちゃえばいい。 あまりにも対人関係でのストレスに弱すぎたので、今日は、なんとなく話を聞いてない顔してみたり、質問のような独り言のような声を全部無視してみたり、なるべく気にしないようにした。気にするから気になるのだと。 そしたら帰り、心が楽だった。 「嫌い」っ

    • 鯨骨生物群集

      深海の暗闇の中、巨大な鯨が静かに泳いでいた。 彼の体は、光の届かない深淵の中で幻想的な輝きを放ち、周囲の生物たちを驚嘆させた。 鯨は深海の底に住む生物たちにとって、生命の象徴だった。 彼の優雅な泳ぎは、海底の静寂に音楽を奏で、海の神秘を歌った。 ある夜、深海の鯨は突然の災厄に見舞われた。 体に不可解な傷が現れ、その光景は深海の住人たちに深い悲しみをもたらした。 彼らは鯨の健康を取り戻すために祈り、彼の周りを護ったが、結局、光の届かぬ海の底で、静かに息を引き取った。 鯨の

      • 52ヘルツきこえた

        2024年3月1日 映画発表からずっと楽しみにしていた作品「52ヘルツのクジラたち」を見てきました。原作:町田そのこさん 本を読んでみようと思ったのは題名から。 なんとなく知ってはいたけど、読んだことはなかった。 ゆっくり読もうと図書館で借りたら一日で読み切ってしまうほど、素敵な作品だった。 映画化の噂をネットで見かけ、キナコやアンさん、52のキャストに想像を巡らせていた。 キナコは杉咲花ちゃん アンさんは志尊淳さん 自分の想像とは少し離れていたけど、映画が始まった瞬間、

        • 同じ箱に入った違う星の宇宙人

          神様は、数えきれないほどの住民の住む星の箱をごちゃ混ぜに振った。 自分とは真逆の星の人間と出会ったことはあるだろうか。 それは考え方や価値観が自分とは正反対だと感じる宇宙人。 その宇宙人は、話せば話すほどどんな題材でも、自分では考えもしない思考を教えてくれる貴重な存在。 生まれた星が違うんだろうと思いながら聞く話はとても興味深い。 だからこそ、対立が生まれたり、分かり合えないこともあるけれど、その違いすら面白いと思わせてくれる。 違う星の人間との出会いに拒絶せず、知ってみよ

          私の経験、心の備忘録

          <同窓会> 式は楽しかったが、同窓会はもうこりごり。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 10年ぶりの友達に、仲良かったの覚えてる?って話しかけた。覚えているよ。こんなことや、あんなことがあったよねって話に花が咲いた。思い出の共有をしたとき、誰かの記憶に自分がいることが、嬉しかった。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 人生ではじめて書いたラブレター。結局渡せず、想いも届かず数十年。成人式での再開で、やっと声をかけられた。数十年前の、勇気と後悔を、無駄にしたくなかった。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

          私の経験、心の備忘録