悲しみや怒りも、人生の一部
アロハ!Aiです!
ハワイで、子育て心理学講座をしたり、オンラインサロンのオーガナイズ(企画・運営)をしたり、コミュニティづくりをしたり、しています。
今日は、おばあちゃんみたいなタイトルで、失礼します。
心理学ベースの子育て講座「世界に通用する子どもの育て方」で、今扱っているテーマが「セルフコンパッション」。
講座中はいつもそうなんですが、その時のテーマに関連した情報や出来事が、洪水のように目に入ってきます(⇨選択的注意といいます。脳は、見たいものを見て、取り入れている)
こちらは、ハワイ唯一の日本語図書館「Tenri Bunko」で借りた本。ある日、無造作に置かれたこの本が「借りてくれ、借りてくれ」と言っているように見えました(笑)。待ってる人がいない限り更新できるので、3回ほど更新して読み込んでいますw (そろそろ買おうか...)
この本も、ふとした時に読み返しています。エクササイズが沢山。
Thriveっていいですよね。Flourish と Thriveは、和訳しにくいけど、いい言葉だなと思います。(←訳さんのかい!笑)
ここ数日気にしているのが、お雛様の中にある、セルフコンパッション。笑
特に、お供の人たち(仕丁/しちょう)の表情です。
何事にも動じず、喜怒哀楽を表現しないのが美徳とされた宮中。お雛様、お内裏様をはじめ、くらいの高い方たちは、皆すまし顔です。
でも、仕丁の3人は、怒ったり、泣いたり、笑ったりしているんです。
(絵本「モモちゃんのひな祭り」より)
婚礼の場面で、お道具もちとして登場する仕丁。セットの中では、唯一の民間出身者だそうです。
彼らは、なんで泣いたり怒ったりしているかというと、
この仕丁という仕事が、めちゃキツイ仕事だった、とか、
人生には、怒ったり、悲しんだりすることもあるけれど、年をとったら笑顔でいられますように、という願いが込められている、とか、
子供たちに、人間の喜怒哀楽を優しく教えるためのもの、とか
色々あり、理由を紐解くと、かなり面白いです。
とにかく、すまし顔のお雛様にまじり、思いっきり人間らしさを発揮している仕丁たち。親近感を感じずには、いられません。
ネガティブな感情を受け入れることは、幸せへの入り口。どんな感情を持っても、いい。ネガティブ感情を感じられるから、喜びも感じられる。人間は、完璧ではない。ネガティブ感情を受け入れることが、人とのつながりの起点にもなる。
セルフコンパッションに包含される沢山の要素を、お雛様セットの中に感じています。
今日も読んでくれてマハロ!またお話ししましょう💓
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