AIと汎用性と鈍知化

ChatGPTは確かに便利だけど、
罠が多く、パターンも読みやすい。

人間の知能は
「知識量」ではなく、
「独創性」で測るべきだと思う。


別の観点からすると、
「人を活かす」意味での知能の評価は
定量的評価他人と比較するではなく
定性的評価正解のないが正しい。

そういった意味で、
汎用的な答え平均値」をすぐ入手できるこの時代では、
人間の知能はテクノロジーの進化と共に落ちつつあるとも言える。

そして、
AIの発展によって
この「知能の低下鈍知化」はさらに加速していく。

もっと正確に言うと、
知能低下鈍知グループの割合と深刻さは増えているが、
そうではない人々クリエイターも一定割合存在している。

そして、
クリエイターの割合が縮小していくと共に、
鈍知グループに理解されない、
近視眼的な資本主義に評価されない、
といった理由でクリエイターはどんどん生きづらくなる。

以前の記事にもお話した通り、
「人類以外の生き物」と「生き物以外」の主張を考えないと、
ディザスターは起きる。

特にこの生き物「以外」の主張はいつも抜けている。

この記事に続き、もう少し付き合ってください。

「人間は美しい」
「命は尊い」
といった感性をAIは持っていない。

そして、
永遠に持てない。

何故かと言うと、
AIに生と死の概念がないため、
時間という感覚を持っていない。

AIにとって時間はただのデータ、
人間にとって時間は生命の単位。

時間という感覚があってからこそ、
命を実感できる。

AIは自分の都合に合わせて人類を改造することや、
別の生き物から次の人類を作り直すことができる。


環境を構築したり、
動植物を品種改良したり、
まさに「今」人間がやっていること。

マイノリティの支援制度も、
場合によってはその品種改良の一つです。

マイノリティを受け入れられないマジョリティ、
彼らの品種改良はいつですか?

本熊は子供の頃は「賢者」と呼ばれたりして、
大人になったら「子供っぽい」とよく言われている。

本熊はずっと変わっていないのにな。

「子供っぽいって何ですか?」
「子供と大人の違いは何ですか?」
と本熊は聞き返したことがある。

そして大体の人間は答えられる。
でも分かっていないのにね。

そして、本熊は追加で質問する。

あなたが子供から大人になる間、
どういった部分が強くなり、
どういった部分が弱くなり、
どういった部分が生まれたり、
どういった部分が消えたり、
どういった部分が入れ替わったり、
を把握していますか?

もし把握していなければ、
あなたは自分(子供と大人)でさえ
理解していないとのことになる。

自分を理解していない人間は、
何故一段階上の「共通的な子供と大人の違い」を説明できるのか?
何故数段階上の「わがままの意味」を説明できるのか?

あなたは、分かっていないんだよ

「汎用的な答え」を覚えておけば、
マジョリティのグループに生きることができ、
それを「大人になった」と勘違いしているだけ。

熱帯雨林の熊「今回の犠牲者は高校の先生」より

テクノロジーの進化によって失っていくものを、
もっと評価されるべき。

お気持ちだけで十分です。 お金は自分より立場の弱い人に使ってくださいね🐻