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紅葉を彩る日本の色図鑑
11月ももう終わりですね。
紅葉が今ピークのところ、もう過ぎたところ、これからのところ
場所によって違う季節です。
でもまだまだ紅葉を楽しめるところもありそうなので
朽葉色と紅葉色の特集を。
平安時代には人気カラーの朽葉色
「朽葉」という言葉はいまでこそ「朽ちている」=「終わっている」
感覚ですが、平安時代には「紅葉を表す美しい色」を表していました。
かさねの色目にも使われるほど、人気のカラーでした☺
![](https://assets.st-note.com/img/1669619090945-TTnlfg89Hc.png?width=1200)
渋好みの江戸時代
その後茶の湯の「わびさび」の概念が生まれ
時代を経て江戸時代、庶民の色はナチュラルカラー全盛時代に入ります。
(ちょうど今の無印良品の色味がそれに似ています)
政治的な思惑もあり、庶民の服は「茶・鼠・藍」が基本。
江戸っ子の制限された状態だからこそ粋に!という心意気から
「雀の羽色が最上のカラーコーディネート」とされ
地味=粋というとらえ方になりました。
朽葉色も「美しい紅葉の色」から「渋い色」へと変化していったのもこの時期です。
色のとらえ方は、時代背景によってもかなり変わってくるのですね。
現代は自由に色を選べる時代
現代は自分で自由に色を選ぶことのできる時代。
歴史的にみても、これだけたくさんの色があふれている時代は未だかつてありません。
その分、私たちは色に少し鈍感になっているとも言えます。
当たり前にあるからこそ、あふれているからこそ
一つ一つの色の違いを見極めることが難しくなっているのかもしれませんね。
Instagramで連載している『365日の色 彩暦』から紅葉に関する色を抜粋しました。上の色のイラストと合わせて秋から冬にかけての美しい色をお楽しみください。
よかったらお散歩してみた紅葉写真を送ってくださいね!
朽葉色図鑑
Instagramのリンクです。実際の記事の文章もぜひご覧くださいね!
淡朽葉
濃朽葉
青朽葉
朽葉色
紅朽葉
黄朽葉
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