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あえて「突き放す」

理解しているからこそ、あえて、そうするのです。

「また、わたしは、理解されなかった、突き放された、拒絶された」と

あなたは思っているかもしれないね。

でも、そんなあなたは、


何か自分の弱さや苦手に向き合わなくてはならないシチュエーションに直面したとたん、

発達障がいだから、
不登校だから、
精神疾患だから、

もっと特別に配慮してよ、
寄り添ってよ、見逃してよ、
このぐらい良いでしょ

できないだもん、
わかってよ


‥って噛みつくね。

かと思ったら今度は

「なんで
特別扱いするんですか?」

「皆と同じにしないんですか?」

って、やっぱり、「噛みつく」よね。

「うまくいかない」ことに対し、
常に「外界へ噛みつくことで自分を守ろうとがんばっている」自分に、あなた自身は気づいていますか?

そう、あなたはそうやって今まで
自分を守ってきたんだと思うよ。

人には見られたくない、自分も見たくない、
繊細で傷つきやすくて、理想とはかけ離れた嫌な部分や弱い部分、ニガテな部分を、
必死で隠し、なんとか心の平衡を保とうと、「努力」してきたんですよね。

わたしにも経験がある。たぶん、みんな一度はあるんじゃないかな。

だから、理解できる。その気持ちも、メカニズムもね。


だけど、
その噛みつくという「努力」では、残念ながら
根本から、その抱えている生きづらさは乗り越えられないのです。

どうしたらいいとおもいますか?


答えはただひとつ。

向き合うしかないのです。

完璧で全知全能を目指すのではありません。

自己分析と自己理解をただ、ただ、地道に積み上げるだけなんです。
無理してできないことを完全克服しなくていい。
6〜7割くらいでじゅうぶん、いいんじゃないかな。

「わたしは、これがニガテ。でもがんばりたい。
だから、助けて!」

って言えるようになればいいだけです。

逆に、強みや得意は、ガンガン伸ばして、
それで、逆に誰かの力になったらいい。

みんな、人は、そうやってお互いの
得意不得意を補い合って、生きていて、
その、たがいに補い合えた時に、
とっても幸せを感じられる仕様に、
人間という生き物は、つくられてるのではないかな、とおもいます。わたしは。

個性とか、特性をいかしたり、ともに生きていくって、そういうことじゃないかなと思っています。



噛みつかなくていい。噛みつく必要はない。
本物の自己成長を願い、
また、ともに、そういう関係でいられる人に
たくさん出会いたいとおもいます。

だから、わたしは、
あえて、「突き放す」ような対応をすることがあるんだとおもいます。

不登校や不安障害、発達障がいに、グレーゾーン

これらは、
表出している現象のごく一部にすぎません。

そこだけに着目し、それだけどうにかしようとしても、
はっきり言うけど、何も変わりません。

あえて、もっと厳しいこと言わせてもらうと‥

親であるあなたがまず変わらなくちゃいけません。
向き合わなくてはいけません。

BASEに行けば変わる、
BASEがなんとかしてくれる、
食育をやればいい
農業やればいい、

そんなことはない。
そんな安っぽい気もちでこっちは事業をやってません。

ふざけるのもいいかげんにしてよ、と言いたいです。

(すみません、今日は5年に1回くらい口が悪い日です🤣明日からまた穏やかになります🙏)

というわけで、わたしは、今日も全力で
子どもたちの、子育ての、地域教育の大応援団をさせてもらってます🙏

いただいたサポートは、このnoteのおよび、私が代表をつとめる地域団体「食と農の学び舎BASE」の運営に充てさせていただきます♩