僕の友情的恋愛論
僕はおそらく「好き」の基準が世間一般と違う。
僕の感覚が僕にとっては当たり前で普通だったから、周りとちょっと違うことに気づくのが遅くなっちゃったんだと思う。僕の恋愛の感覚は周囲から見たら多分友情に近い。別に一緒に帰ったりとかご飯食べるとか、二人で遊ぶっていうのは別に絶対ってわけじゃないと思っていて、それよりも僕にとっては相手がどういう考え方を持っているのか知るっていうのがかなり重要。
例えば相手が数学が得意だったとすると、どういう勉強法でやっているのか、どんな分野が好きなのか、どういう計算方法で問題を説くのか、公式はどの程度覚えていてどれくらいの頻度で使うのか、解法がいくつもある時に何を基準にその解法を選ぶのか……こういう疑問は序の口で一晩だって質問攻めにできると思う。要するに相手が何が好きか、趣味か知ることよりもその好きなものに対してどんな考えや視点を持っているかが聞きたいし知りたい。そういうのを聞くと自分の視野がグンと広がった気がして、ワクワクしてくるんだ。どっちかというと知識欲的なことに近いかもしれない。
だから僕は付き合うことに対して誰であってもさほど気にしないし、大抵の告白とかはきっとOKしてしまうと思う。(実際そんなに告白されたことがないからはっきりと言い切れないけど十中八九そう)それに、えっ?て思う人も多いかもしれないけど僕はパートナーが何人もいてもいいと思っている。新しくパートナーができる時にきちんと他にもパートナーがいることを伝えて了承してもらえたら全然問題じゃないんじゃないかな。お互いが楽しかったら、世間から見て恋愛っぽくなくても全然いいんじゃないかなというのが僕の持論。あと綺麗事かもしれないけど、相手に他の好きな人ができたのなら迷わず僕を切り離しちゃってくれていいと思う。分かれたいとか言われたらいいよっていうだろうし、相手の幸せファーストだからね。笑ってくれるならそれでいいかな〜って感じ。ただ僕にはこれだけは絶対受け入れられないっていうのがある。それは、
「意図的な身体接触があること」
これは僕の経験が元になってる。過去に身体接触で怖い思いをした人とかは僕の経験のところだけすっ飛ばすか、読むのやめちゃって下さい。
僕は自分とか(友達の場合もだけど)に対して恋愛感情を持っている身近な人の行動に疎い。周囲の人に「〇〇君、MISAKIのこときっと好きだよ。」とか言われてはじめて気にする。教えてもらわなかったら、きっと本人から言われるまで分からないし気づかないと思う。実際に高校生になってから僕は図書室で壁ドンをして告白をされた。自分に恋愛感情を持った子と意図的に距離が近いこと。それが僕には恐怖でパニックだった。解放して欲しくてとにかく首を縦に振っていたら、いつの間にかハグされていて(多分僕が首を縦に振っているうちにハグしていいことになっちゃってたんだと思う)、もう逃げたかった。その時初めて自分の身体の危機を感じた。とにかくその日偶然にも親が迎えに来てくれる日だったので、逃げ帰った。友達とのハグは平気だし手を繋ぐのも全然平気。でも、その時の僕は、自分でびっくりするほどビビリだった。間違っても「ときめく」なんて事なかった。
だから、僕の恋愛はきっと世間一般の恋愛じゃない。「相手の視点や考え方をたくさん知れること」が僕にとっての恋愛で、どっちかっていうと友情に近いものなんだと思う。僕から誰かを好きになることは今はほとんどない。この人好きなのかも?って見える時は面白い人だなって思ってる時。ま、大抵の人はそう見えるんだけどね……笑笑
きっと僕の恋愛は「恋愛」っていうよりも「友情」っていったほうがしっくり来るかも。もちろん、普段仲良くしてくれてる子とかの関係も友情って言える。だから、僕の考えは基本「友情中心」で成立してる。
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