「ある」ことを「ない」ことにしないということ
忙しいと
実は傷ついていることも
そこを感じきる前に
次のやることが迫ってくる
予定があると
今を感じる前に
次の予定に合わせて
思考したり動いてしまう
過去に囚われて
今にいないことは
よくある
未来を心配して
今にいないことも
よくある
それは
実は
自分の本当の声が聞こえない
自分を大切にできないという
傷であるとおもう
仕事や学校へ行くということは
実はどこか緊張がある
それは
たくさんの人が集まる場だから
気の合う人ばかりではない
気の合う人ばかりではないということは
私の場合、
自分とは違う考えの人を
簡単に非難することで
自分を正当化する人が多くいる
そんな可能性の高い場所ということでもある
人が集まる場所とは
小さなものから大きな争いまで
絶えない世界である事実もある
それほどまでに
ありのままの自分を
受け入れてもらうという
本当の愛に触れた人が少ないということ
それはみんな傷ついているということとも言える気がする
人間は地球に生まれた瞬間
愛されないと生きていけない
生命に直結する「愛される」ということ
「愛されない」ことは
地球で生きることすら難しいことになり得る
それは
「嫌われる」ということが
人間の根源的な意識として
とても恐ろしいことなんだと感じる
だから
仕事や学校へ行くことは
楽しくて喜びがある人もいるとおもうけれど
それだけではない
無意識に
無自覚に
実は
どうしても傷つく可能性の高い場所であるとおもう
だから
不安でいいんだよ
そうおもう
不安を「ない」ことにしないで
それでいいよ
ただ、そうおもう
祈るように