言葉と文章と表現と

 ちょっと油断するとすぐ数ヶ月経っている。かなり意識して書かないとあっという間にご無沙汰してしまうと反省。

 最近、仕事以外の文章を書くことがめっきり減った。noteもこれまでで一番、更新頻度が低くなっているかもしれない。英語の勉強を始めたことで、自分が日本語のネイティブスピーカーであることを意識し、話すとき、書くとき、日本語を操りながら、そのことに無自覚であったのではないかと思うことが増えた。

 言葉は言語に制約され、言語は文化を構成する。文章表現はニュートラルなどではありえず、何らかの言語を用いる以上、その言語の持つ文化的背景から自由にはなり得ない。ある意味当然でもあるけれど、その当然のことに対してあまり自覚的ではなかったのではないかという気がする。

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