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映画「高台家の人々」感想

暴力、ホラー系の作品じゃないものが観たくなってFODで視聴。
2016年の作品。
以下間宮さん中心に感想です↓


■高台和正

見た目が少しワイルドな印象だったから、オラついてる役なのかなと思ったら、結構ぽやんとした可愛い感じの青年だったのでギャップ萌えした!

イギリスのクォーターで、三人兄弟の末っ子。
前髪は下ろしていて髪は長め、グレーがかった青っぽいカラコンが入ってます。
邦画ではあんまりカラコン使ってる印象がないので、レアだなと思った。

年相応に慌てるシーンもあって、好きな子はいじめちゃうタイプ。
ほわっとしていて優しい声が魅力的です。
光正に頭叩かれて「いてー」って言った時の声のトーンが最高。
間宮さんが演じた役だと、雰囲気も相まって早子先生の港先生が1番近いかな。

純先生に想いを伝える時の、緊張しつつもはにかんだ表情が控えめに言って好きです。弟になってほしい。

作中ではペットの猫をよく一緒にいるので、すごく癒されます。
やはりイケメンと動物の組み合わせは至高。

■ストーリーなど

妄想大好き地味なOLが、エスパー能力があるスパダリに見初められちゃうシンデレラストーリーからのマリッジブルーな話。

木絵の妄想も映像化されてるので、意外とファンタジックな場面も多め。
衛兵、スパイ、江戸時代と色んなシチュエーションの斎藤工さんが楽しめるぞ。

いいお声の女優さんいるなと思ったら、やっぱり堀内敬子さん。
IPの時も同じこと思ってたな…。

光正「死んでる…なんか村人襲ってる」に笑った。
子どもができた妄想の中での「可哀想だろママが!」も何言われてるんだろう?ってなって笑いました。

心配しただけなのに、純先生にボロクソに言われる和正…。

高台家のきょうだいたちの空気感がめちゃくちゃ好きです。
完璧で慎重な長男、気が強そうだけど実際は臆病な次女、意地悪だけど本当の気持ちを隠している三男とバランスがよくて、きょうだいの関係も観ていて心地よかった!

最初はもっと高台家のきょうだいたちが木絵と光正の交際反対するのかな、と思ったら、受け入れてくれてたのが素敵でした。
全員テレパスの能力で苦労してたぶん、光正が選んだ人との恋は応援してあげたい気持ちが強かったのかな。

好きなシーンは、パーティーに遅れてきた木絵を庇った茂子が「木絵さんとなら家族になれる。なってほしい」と言ったところ。

天然っぽいヒロインにはイライラしがちだけど、綾瀬はるかさんの演じる木絵はストレスにならずに観られました。
ただ木絵は結婚式で逃げ出して高台家のメンツ丸潰ししてるので、ちゃんと謝る描写は欲しかったなと個人的には感じたな。
お母さん以外誰も木絵のこと怒ってなくて、みんな人間ができてる…。

終盤、木絵と光正の影響で、茂子も和正も一歩を踏み出せたところが良かった!
タイトルが「高台家の人々」なので、「高台家の人々」になった木絵その後も観たかったなあ。

お父さんとお母さんの話のドラマ版もあるようで、なんとこっちは間宮さんが若い頃のお父さんの役(!?)とのこと。
dTV(今はLemino)で観られるので後で契約して観るね…どんな風に演じてるのか気になる…。

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