ドラマ「ハケン占い師アタル」感想
どうやら間宮さんが明るい役らしく、気になっていたドラマ。
2019年の作品。FODで視聴。
以下間宮さん中心に感想です↓
■目黒円
いつも声が大きくて、元気だけが取り柄なボンボン。
取引先の社長の息子でコネ入社なので、序盤だとチームでは若干浮いてます。
仕事ができるわけではないから、いてもいなくてもいいって評価されてしまうことも…。
アタル曰く「純粋」な人。
キラキラした目で人を見てたり、良くも悪くも真っすぐで素直なので、どことなく動物っぽいところがチャーミング。
大崎さんには「飼い主に構ってもらいたいペット」、アタルには「迷子の子猫ちゃん」って言われてます。
口癖は「がってんです!」
前髪は下ろしてて、ピンクの服を着てることが多め。
そういえばフォトエッセイのピンクのページで、目黒くんのこと言及してたなあと。
間宮さんの演じた役だと、境遇とかは高台家の和正、仕事できないところは魔法のリノベの玄之介が近そうだけど、性格は全然似てないな…笑
ヤンキーじゃないハツラツとした元気系タイプは珍しくて、観ててまた間宮さんの演技の新たな発見がありました。
■ストーリーなど
イベント会社の派遣社員のアタルが、問題の多いDチームのメンバーたちを占っていって、どんどんいいチームにしていく話。
毎回パターンが決まっているけど、メンバーのことも掘り下げつつ、謎多きアタルのことも毎話少しずつ明かされていくので、構成は好みでした。
おっちょこちょいの神田ちゃんとか役に立たない目黒くん、パワハラアルハラをする上野さんなど、一緒に働きたくないタイプの人が多いけど、それぞれ過去があって今の感じになってると思うと、現実世界で同じタイプの人に会った時もぐっと堪えられそう。
毎回おなじみのエレベーターの10階を押せ!、なんか好き。笑
代々木部長は嫌な奴ではあるけど、ミッチーが演じているからかどこかキャッチーで、観てて不快になりすぎないところがよかった。
3話、5話が特に仕事に対しての誇りを感じられてお気に入りです。
最初がギスギスしたチームすぎたのもあるけど、どんどんDチームがいいチームになっていって、メンバー全員に愛着が湧くドラマでした。
いずれハケン占い師として有名になったアタルが、シンシアイベンツにイベントを依頼するんだろうなあ…。
最終回では終わっちゃうのが寂しかった。。
■各話の感想メモ
・1話
チームメンバー全員山手線の駅名。
写真撮るの、情報漏洩にならない?
大崎さんいい人なので好きです。
こんなギスギスしたチームで働きたくない~~!
・2話(推しメイン回)
品川くん「戦隊ヒーローなんてゼロ興味ですし」
志尊淳さんトッキュウジャーだったのに…笑
迷子の子猫ちゃん顔を3カメで抜かれる目黒くん。
「この世に1人もいないっつーの。誰にも必要とされない人間なんて」っていうアタルのセリフが好き。
・3話
志尊淳さんの女装が可愛い。
品川くんが逃げずに「これが俺の仕事だから」ってきっぱり言ったところがかっこよかった!
「やめるのをやめる」ってBGでも沢口が言ってたセリフだな…。
・4話(おすすめ回)
若手4人の組み合わせ、いいよね。
上野さんに怒鳴られて悲しい顔してる目黒くん、守ってあげたい。
品川くんがもう一度上野さんのアシスタント志願するシーン、うるっと来ました。
小澤征悦さんの涙ぐんでる演技もめちゃくちゃ良かった…!
・5話(おすすめ回)
アタルの次くらいに謎だった田端さん回。
少し丸くなった上野さんが可愛い。
明らかに目黒くんに本命チョコ渡してる神田ちゃんに笑った。
・6話
今までみんなばらばらだったのに、一緒にランチ食べてるのにほっこり。
・7話
田端さんに寝てることつっこまれる部長…。
というか部長の机パソコンすらないけど、仕事してるのかな…笑
・8話
今までアタルがみんなに言ってきたことが返ってくる感じがエモかった!
仕事での「自分にしかできないこと」って難しいよね。
・9話
目黒くん、神田ちゃんとくっつくだろうなと思ってたらフラれたー!
一方で上野さんと田端さんは無事くっついてた。お幸せに…。
アタルは派遣で自分のやりたいこともやりつつ、占いで自分のやるべきこともやりつつで、タイトルの回収もされていて良いラストでした。