2022.6.1 フラニーとズーイ
昨日の夜中(今日のAM2:30頃)に、課題をせこせこ進めていたら胃が「痛ぅぅぅぅぅ……」という感じで痛み出して、エンピツを握りながら昨日食べたものを思い返してみた。
朝:塩おにぎり、お味噌汁、昼:大学生協の塩おにぎり(77円)、ペヤング(127円)、おやつ:バウムクーヘン一欠片、夜:カレイの煮付け、酢の物、豚汁の豚なし……他にリポビタンDを2本。
とくに拾い食いなんかしてないのになぁと思いながらひたすら「痛ぅぅぅぅぅ……」を耐える。ひとつ思い当たるなら、最近空腹の状態でアルコールやリポDやらを飲みまくっていたので胃が荒れたのかなと考えた。
(浪人時代にリポD他あらゆるエナジードリンクをミックスさせて毎日飲んでいて、その結果胃が完全に干ばつしてあだ名がカフェ中(カフェイン中毒の略)になったことを思い出す。)
とにかく痛いし、トイレに行ってもどうにもならない痛みなのは分かっていたので課題をほっぽって、意味があるかどうか微妙だけどとにかく温めて寝ようと思って布団に潜り込んだ。
眠っては痛みで起き痛み疲れ(?)てまた眠るを2時間ぐらい繰り返すうちに、空が薄明りをおびてくるのと同時ぐらいにやっと眠った。
3時間ぐらい寝て、AM6:40頃に起床。
胃の痛みは治まって、今度は胃がカラッポ!という感じの飢えているぐらいの空腹に襲われたので、いつもよりしっかり朝ごはんを食べて家を出たら、駅まで送ってもらっている車の中であろうことか財布を忘れたことに気付いてしまった。運転している母に「財布忘れてしまった……」と申告すると、案の定「なんで?」と怒気を含んだ声で返された。
怒りながらも1文無しの娘のために、自分の財布から3000円抜いて貸してくれた。
ちょうど全部新札ばかりだったようで、せっかくの新札が…とだいぶ根に持たれているらしい……。
今日は授業が終わった後またコンサートを聴きに行く予定があるので長い1日だなあと電車の中で思う。
(音大に通っているので、よく先生からコンサートに行くよう指示される…)
授業は適当にやり過ごして、お昼ご飯を友人2人と一緒に生協で買って、学食のテラス席で食べることにした。
生協に行ったらカップ麺コーナーに「横浜」とか「荻窪」とか書いてあるご当地ラーメン(?)が追加されていてそれを買った(179円)。
生協の隅にある給水ポットは「じゃばばばば」というお湯の出方をするので、必ず90℃の水滴が手に降り掛かってぴりぴりするので、最近できるだけカップ麺と給水口を近づけてお湯を跳ねさせないようにすることを学んだ。
これをライフハックだよ!と友人たちに言いまくっていたら「いや普通そうでしょ。」とバッサリ言われてしまった。
お昼休みの後すぐの授業はまたドイツ語で、あぁあだから満腹時の語学は鬼門なのにと思いながらひたすら睡魔と闘う90分。
もちろん今日も敗北した。
先生がもう期末試験の話をしていて、わあもう6月じゃない!と驚いた。
去年はずっと語学はオンライン授業で試験も無く提出物だったので、大学の試験ってどんなものなのかなと少し怖がっている…。
ドイツ語の後は体育(教職で必要)だったのだけど、体操服を忘れたので行かなかった。
代わりに独唱(これも教職)の補講に行く。
歌の先生は喋る声までが音楽のようで優雅。
今日はひたすらイタリア語の発音と巻舌に苦労した30分だった。
PM4:50に授業が全部終わってなんだがどうしても、ミスドのドーナツを食べたい!食べなきゃいけない!という気分になって1人でミスドに駆け込む。
本当はチョコ・オールドファッションと汁そばが食べたかったのに、何故かどちらも販売してない店舗だったようで(私的ミスド二大メニューだというのに!)、結局ダブルチョコレート(140円)とエンゼルクリーム(140円)、ミスドカフェオレ(330円だけどおかわり自由)を買った。
ミスドのドーナツの、サクサクとしっとりの中間というような生地を咀嚼し、無事謎の欲求が満たされたのでしばらくカフェオレをちびちび吸いながら店内で過ごす。
時間を潰すのはなんだが苦手…。
店内にいるのも飽きて、近くのBOOK・OFFに本を読みに行った。
どのみち今日は財布を忘れたので買えなくて残念。こういう時に限って欲しい本をみつけてしまうのは何故なのか。
BOOK・OFFにはいくらでも居られるので悠長に立ち読みしていると、コンサートの開演30分前になったので急いで向かう。
会場につくと大学の友人たちもいてちょっと安心。
コンサートの後は疲れていたのですぐ帰宅。
電車の中で「フラニーとズーイ」(サリンジャー著、村上春樹訳)を取り出して読もうとしたら、カバンの中でスマホの充電器やフェットチーネグミの袋などが挟まってページがぐしゃぐしゃになっていてショック。
カバンの中、いつもカオス状態でどうすれば…という感じ。
今日はフラニーの章を読んだ。
「翻訳夜話 サリンジャー戦記」という本に、「ライ麦畑〜のフィービーが女子大まで行ってしまったのがフラニー」というようなことが書いてあったのを思い出す。
結局みんな、いつまでもライ麦畑にはいられない。
読んでいてなかなか辛い章だった。
フラニーの言っていることに共感するというよりは、フラニーの抱えている現実への虚脱感に共感する、という感じがした。
そういえば私はフラニーと同じ大学生だったし…。
ところで、本当にどうでもいいことだけど、文中にでてきた「クリネックス」というのはあのティッシュペーパーのクリネックスのことなのか、なんだがもっと高級な、ペーパーナプキンのようなものを想像してしまった。
うちに帰って入浴し、1杯だけと決めて薄めのハイボールを飲みながらこの日記を書いている。
あと2日も過ごさなければ休日にならないなんて…!!
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