イジメのお話。
イジメによる自殺とは今も昔も変わらなく絶えない話
ある一方では「イジメられる人に問題がある!」と言う反面、
「イジメる奴が悪い!」という無駄とも思える論争は都度勃発しますよね
このお話ではそんな不毛な論争より根本的に考え方を変え
「誰が悪い」
と考えない思考法をお伝えします。
学校と社会の話で構成させていただいておりますが、
学生の方は飛ばさず最後までのんびり読んでください。
そもそも学校のイジメの原因とはなんでしょう?
「顔が嫌」
「言動、行動が気持ち悪い」
「イジメる側から異端と見える」
「マウントをとりたい」
など様々
どれもイジメる人間の
クソ喰らえな承認欲求を満たす為に行われる行為です。
ではイジメられる人間が問題だとした場合はどうでしょう?
「臆病そうに見える」
「バカっぽい」
「下等な存在に見られがち」
その辺りではないでしょうか。
お気付き頂けました?
そう学校のイジメとは「井の中で見た小さな世界」のお話なのです。
しかし学校であれば、正直逃げ場はないでしょう。
親が理解してくれれば
「解り合えないなら青春できないし、時間の無駄だから休みなさい、
今は通学しなくてもちゃんと勉強して認定試験の選択肢だってある。」
と和解の努力を促して、逃げて努力する方法を導いてくれるでしょう。
理解しない親ならば
「そのくらい我慢して学校に行きなさい!無視しておけばいいのよ!」
と暴論を述べる場合もあります。
我慢の裁量など人によって様々。
当事者が限界突破してるからこそ「行きたくない」と訴えているのに
なぜ理解してもらえないのでしょう?と疑問でもあります。
学校側に助けを求めまともな大人が居ればまだ救われるのですが
学校も隠蔽を図るのであれば被害者の考えでは
「大人は守ってくれない」
という結論に陥り
誰にも助けを求められず自死を選択してしまう場合もあります。
もちろん、そこで助けを呼ぶ声を恥だと思わず
「189」にコールして児童相談所に一時保護を要求したり
「教育委員会」や「文部科学省」に学校の保護責任を通報したりできれば、
まだ救われるお話です。
親も教師も学校も
どの様な人でも巨大な防衛組織には勝てません。
その「命令」に逆らうと自分の立場が危ぶめられたり、
巨額な賠償金を払ったり、最悪逮捕される事態に陥るからです。
もちろん、報復が怖いと考えられるかもしれませんが、
報復されればいいじゃないですか。
報復された場合、それを再度通報することにより再犯となります。
それは報復者に更に重い枷をかけ、反省させるための材料となるのです。
社会においてはどうでしょう?
突然ですが、貴方は労働とはどういう風にお考えですか?
生活するために働く、
だからパワハラ、セクハラ、モラハラ、イジメに耐えるのは仕方ない。
と考えてませんか?
少し視点を変えて見てみることにしましょう。
貴方はいま食事を取るためにレストランに来ています。
そのレストランで1万円の料理を注文しました。
出てきた料理は缶詰やレトルト食品を皿に乗せただけの料理でした。
どう思います?
クソかよ!2度と行かねーわ!クレームだわ!
とかブチ切れすると思います。
その通りなんです。
日給1万円払って
労働者がアホほどサボられた時の雇用者の気持ちが
上記の客のパターンなのです。
見合う提供がないと金出している方はたまったもんではありません。
あくまでコレは経営サイドの話で共感は薄いでしょう。
では労働者サイドの目線に合わせて見ましょう。
まず粘土を頭に思い浮かべてください。
1日8時間、20日集中して全力でクオリティの高い造形物を20個作ると想像してください。
1ヶ月かけて毎日一生懸命にやっと貴方が作った造形物。
その造形物はディーラーが15万円で買い取ってくれました。
やった!15万円で買い取ってくれるんだ!
と思いますか?
少ないと思いますか?
黙って買い取ってくれるならまだいいでしょう。
でも毎日進捗確認しに訪問され、
出来に対し罵声を浴びせてきたり
陰険にネチネチ言われた挙句、
引き渡しの時と
「160時間かけてこの程度の出来かよ、ほんと使えねーな」
と捨て台詞を吐かれたことを想像してみてください。
じゃぁテメーでやれ。
と思ってしまうでしょう。
買取価格が安いと考えていたとしても、
「毎日お疲れ様」とねぎらいがあったり
「何か足りないものとか困ってる事ある?」などのヒアリングがあったり
引き渡しの時に「頑張ってくれてありがとう、助かったよ」
と言われたら
「安いけど頑張ればるかな…」
と思えませんか?
「いつも頑張ってくれてるから買取価格を20万にするよ」
とか言われた日にはテンションぶち上げでやる気が向上し、
クオリティが上がったり製造数を多く作って見たりと
『還元する気持ち』が必ずと言っていい程芽生えるはずです。
後者のように上手くいっているパターンなら兎も角
前者のようなパターンは
罵倒ありきで買取価格を上げる場合も当然存在するわけですが、
上げ幅が耐えるに値しなければ
「取引を辞める」という選択肢も出てくるわけです。
前回の「孤独主義の話」から引用しますが
世界は広く、貴方を必ず認めてくれる人間というのは存在します。
出会える、出会えないは当然あります。
ただ絶対的に言えるのは、社会とは
「たかが40人、または数百人程度の世界で
イジメの対象か否かの仕分けされる学校の世界とは全く別物である」
という事。
社会は大半は努力する人を必ず認めてくれます。
社会は大半は小さな世界で人を判断しません。
努力してるのに「学生気分なんだろう」と決めつける大人も居ます。
「目立つから出る杭を打つ」そんな大人も居ます。
鞭で叩くだけで努力をねぎらわない大人が存在しているのは事実なのです。
ただ、そういう人は
とても低次元に生きている存在であり、
大体が声がでかいだけで
上辺で仲良くする同僚、部下が居ても
基本影で罵られている
馬鹿にされているそんな存在なのです。
そんな存在に
貴方が価値が否定されて
気負いして傷つく価値を与える必要があるでしょうか?
貴方の人生を捨ててまで捧げる価値はあるのでしょうか?
仮に貴方が命を投げ出しても加害者は
「申し訳ございませんでした」と口で吐き、
「何でこの俺が、ふざけんなよ」と心で思っていますよ?
精神的に追い詰めてくる人間は反省なんてしないのです。
そんな無価値の人間に価値のある貴方の人生を捧げないでください。
学生のイジメはとても辛いものと理解していますし、体験したこともあります。
辛いのも我慢しがたいのもわかります。
逃げ場がないのもわかります。
集団で罵られる恐怖も孤立する恐怖も理解しているつもりです。
でも、私自身が社会に出て色々な職業を体験してきたからこそ言えます。
学生の時間は短い!!
その短い時間を逃げたから何なのですか?
日本のいい会社に入るためには確かに学歴フィルターは存在します。
でも今は簡単に世界に繋がることはできますし、
少子高齢化の昨今なら日本で会社を愛し、会社に尽くすより
自分を工夫しインターネットを通じ世界と繋がるほうが
確実に生き残れます。
YouTube
アプリ開発
投資
ブログ
アフィリエイト
個人輸入
例を挙げればキリがありません。
70億人の中で貴方をイジメてマウントとっているのは
たった40人程度ですよ?全人口の0.00000057%ですよ?
何度も言いますがそれはとても辛いのはわかっています。
でもね、イジメられて自殺してしまった子たちの記事に対しての
コメントを見てあげてください。
「加害者クソだな!被害者かわいそすぎるだろ!」
って言葉で埋め尽くされるんですよ。
だから、イジメからは臆せず 逃 げ て ください。
逃げてもちゃんと守ってくれる機関は存在しますから。
ご理解あると思いますがSNSで文字の逃げ場を作っても
現実の逃げ場所を求めるのは絶対にダメです。
それはイジメとは全く別の危険しかありません。
世界は広い、
だから小さな世界からは逃げてしまいましょう。