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経営者必読!【iDeCo】の普及を阻むもの。
私は、老後2,000万円問題に備える主力選手として、
iDeCoを活用しています。
しかし、
前回の執筆時には、iDeCoが全然普及していないことを知りました。
なんと、
就労人口6,000万人に対し、たったの300万人しか加入していないのです。
今回の記事では、
iDeCoの普及を阻むもの。について記載します。
経営者の皆様!
知らぬ間に「阻むもの」の一端を担ってしまっていますよ!
こちらの記事を読んでいただき、
中小企業の従業員の皆様にもiDeCoを普及させましょう!!
iDeCoの普及を阻むもの
iDeCoは
「個人型確定拠出年金」という名称であることは、
皆さんご存じのことと思います。
では、iDeCo始めたい!という場合はどうすればいいのでしょうか?
「銀行に行けば、その日のうちに加入できるのかな?」
「ネット銀行で、家からスマホで加入できるのかも!」
残念ながら、どちらも不可能です。
「個人型」という名を冠していますが、
実は、自分で金融機関に申し込んだ上で、
勤務先においても手続きが必要なのです。
iDeCo始めようと思ったけど、
なんか1枚会社に出せって言われた。
面倒だから、今は始めなくっていっか。。
阻んでいますねー。
私だって、金融機関勤務の経験がなかったら、
会社の人事部や総務部の人とつながりが薄かったら、
わざわざ会社で1枚押印してもらってまで、
加入しようとは思わないかもしれません!
iDeCoは年金の3階部分となる性質上、
加入者の年金加入状況の確認が必須となります。
その年金の加入状況を証明するために、
勤務先が登場せねばならない設計になっているのです。
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事業主登録 という名称の手続きが必要になります。
皆さん、知らないだけで手続きはとても簡単です。
会社で初めて加入する人の「事業主証明書」に記載・証明すれば完了です!
こちらからご確認ください!
まとめ
iDeCoの普及を阻むもの
制度設計にこそ問題を感じますが、
企業を経営する経営者の皆様も
知らぬ間に、普及を阻む一端
を担わされています。
こんなに良い制度なのに、なんと
社会保険の適用事業所数259.8万か所 に対し、
iDeCo の登録事業所数 63.8万か所 に留まっています。
経営者の皆様!
「みんな!いつでもiDeCoできるから、任せて!」
と、iDeCoを普及するものになりましょう!