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【映画感想】温泉シャークを観た

温泉シャークを遂に観ました。
なんでTHXで上映してたんだ、イオンシネマ。

あらすじ
⼈気の温泉地に突如現れた脅威︕温泉地 vs 古代ザメ ⼈類との戦いが今、始まろうとするのであった
市⻑の万巻が主導する複合型巨⼤観光施設の建設が進む S 県暑海(あつみ)市では、温泉客が忽然と姿を消す連続失踪事件が発⽣していた。しかも被害者はその後、海でサメに襲われた遺体として発⾒されるのであった。捜査に乗り出した警察署⻑、束(つか)と海洋⽣物学博⼠の巨勢(こせ)は、太古の昔から蘇った獰猛なサメが暑海各地の温泉を⾃由に⾏き来し、⼈々を襲っているという驚愕の事実を突き⽌めるのだが・・・

Filmarksより

どういうこと?とお思いでしょうが
どういうことなのかは観ればわかる(わからん)

以下、ネタバレあり

サメは軟骨が多い→わかる
軟骨が多いので体が柔らかい→理解した
温泉シャーク(呼称)は今のサメの原型なのでかなり柔らかい→まあそういうことなのかもしれん
柔らかいので水道管を通って湯船に出てくる→?????
というオタク特有の早口サメ博士によるトンチキ推理が成り立つ映画なので、そこで躓いても待ってはくれない!
そうはならんやろ、という冷静かつシニカルな署長に対し
なっとるやろがい、でおまさる暑海署。

馬鹿市長の呼んだインフルエンサー()で溢れかえる(予定)ビーチ、雨なのにちょくちょく晴れてるカットが入る。めちゃくちゃだよ!
そのインフルエンサーたちが温泉シャークの被害に遭うのがサメ映画らしくて安心して観れます。
あとカップルももちろん温泉シャークにやられます。
とってもかわいいワンちゃん(チワワ)は無事なのでにっこり。
人間はなんぼやられてもいいんでね、サメ映画に限らず。

冒頭から最後まで、温泉シャークより目立っているマッチョは本当に誰なんだよ?!
役名もマッチョ
しかも声は吹き替え?
MEG2でステイサムが確立した理論「3分くらいなら海底でも死なない」が活きる!(なんで?)
素手で温泉シャークの群れと互角に戦えるマッチョ。
本当にお前何者なんだ?最重要人物なんだが。

あつみ丸の造船シーンあたりから、BGMにビルド(仮面ライダー)(川井憲次)を感じていたんだけど
実際結構ビルドみあるな???
もしかしたら科捜研の女かもしれない。
ビルドが好きな人はちょっと聴いてみてください。
音楽担当の人はビルドが好きなのかもしれない。
そんなことよりあつみ丸の造船もマッチョが炎の中からミサイル担いで資材集めてて、マッチョがいないと成り立たないじゃんこの映画。

最初のマッチョ→なんだこいつ!(悪いやつではなさそう)
二度目のマッチョ→なんだこいつ!(温泉シャークとの因縁があるのか?)
三度目のマッチョ→なんだこいつ!(サメが…泣いている…とは???)
あたみ丸のマッチョ→喋れるのかよ!(なんだこいつ!)
水中戦のマッチョ→なんだこいつ!(本当になんなのあの回想シーン…)
最後のマッチョ→な、なんだ…こいつ…(私はマッチョ映画を観たのかもしれない)

ラスボスたるキング温泉シャーク、小学生みたいなデザインで最高だった。
頭に王冠(トサカという設定)のせてるクソ馬鹿デカいサメだなんて、絵に描いたようなキング温泉シャークじゃないか!
天才か?
温泉シャークも水道管通れるわメタンガス出すわ電撃出すわでやりたい放題!ロレンチーニ器官の大活用!
つぶらな瞳してるんだよ、これがまた。

超スピードで観ている側を置いていく…置いていかれる90分…
エンディングテーマもやたら熱いのと、マッチョ…!という気持ちでいっぱいになる。
エンドロールが終わって場内が明るくなるまでちゃんと見届けて欲しい!
それにしてもマッチョ、本当になんだったのか。

はちゃめちゃだしサメっていうかマッチョ映画だしわけがわからないけど、ちゃんとサメ映画してて面白い。
ただ「一体何を観させられたんだ…?」という気持ちも残る。
シン・ゴジラが好きなエヴァ世代なので、テイストがもりもりあって笑っちゃう。(多分元ネタは別の特撮作品なんだろうけど)
真面目に観るんじゃなくて、映画っていいもんですね、くらいの気持ちで観るのがオススメです。

観れる人は是非、温泉シャーク!

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