【映画感想文】BAD BOYS RIDE OR DIEを観て健康について考えた
シリーズの大ファンというわけでもないけれど、午後ローでやってたらとりあえず観とくか、という感じのバッドボーイズシリーズ。
Twitter(現X)のTL上でとても好評だったし、予告を観ていても景気が良さそうなので観よう観ようと思いながらやっと観ました。
もう、なんでもありだよ!すげえよ!くっそ面白いわ!
【以下ネタバレあり】
初っ端、マイクが猛スピードで運転する車に酔いまくって「ジンジャーエール飲みたい…ヤバい、吐いちゃう…」とかなり具合の悪そうなマーカス。
文句を言いつつ限界を察したマイクが、90秒以内に戻るのを条件に「ジンジャーエールだけ」とコンビニ的なところで駐車。
お店に入ってよろよろジンジャーエールを手にするマーカス。いいぞいいぞ、そこまでは分かる。(車酔いにジンジャーエールが良いのかはよくわからないけど)
マーカス、お菓子を見つけて「!!!」とその場で袋を開けてムシャリ!馬鹿野郎!吐くぞ!会計してないし!警察官でしょうが!(アメリカ及びマイアミはOKなの?)
レジ前で焼き立てソーセージに瞳を輝かせるマーカス。阿呆!もう余裕ないよ!でもまあワンチャンいける!いけるよホットドッグなら!ガッといけば食えなくもない!
車酔いしまくってる人間のするこっちゃない!でも我慢ならん気持ちは分かる!早食いもやれなくはない!
だって私も早食いデブだから!
すごくあのシーン、応援してしまった…いける、やれるぜマーカス!と。
その少し後で心筋梗塞?かなんかでブッ倒れて死にかけるんだけど
食生活を見直そう
と深く反省させられました。
早食いダメ、お菓子もあかん。適度な運動、大事。
その後のマーカスのヤバスピ宗教の教祖みたいな言動だの、クラブでドンパチしてる真っ最中にジュースでガンギマリだのを見て、きちんと健康管理しようと決意しました。
飽食の時代、肥満への警鐘となる作品かもしれません。
マーカスがブッ倒れた瞬間、マジで「…気を付けよう」と身につまされまして…ホットドッグ、いける!じゃないんですよ…
それにしたって、とにかくアホというか景気がいいというかド派手というかなんでもアリというか
映画ってこれでいいんだ!
というテンション爆上げっぷりで、観ててニッコリしてしまいました。
マイアミのビーチにギラギラの車にラテン系の音楽。漂うワイスピ感。良い。
最初も最初、一番最初に出てくるクソデカ看板がいちいちいい。
MIAMI
それだけ。シンプルイズベスト。分かりやすくて最高。
きりもみ回転殺人飛行艇、運転手のおじさんが無事でなにより。というかそのへん考えてからぶっ放してくれ、リタ…逸般人のおじさんの命が…びっくりしたわよ…
アルビノ人食いワニに「人種差別だ!」と言い放つ威勢の良さ。そんなんアリか?!言わせていいのか?!
アルマンドとキャリーの組み合わせ、刺さるオタク多いでしょ…アジョシとかさ…みんな好きじゃん…?ヤベー奴だけどなんだかんだで少女を助ける展開。はちゃめちゃよきだったので、青年と少女の組み合わせが好きな人は是非観てください。
実は登場人物の中でダントツにすごいorヤバい娘婿のレジー。ぼけーっとゲームしてるだけかと思ってたら、義父であるマーカスから連絡もらった途端15人の侵入者をサツガイ!ほぼ無傷!強すぎる。チキンを焼くまで微動だにしないのは、真面目なのかやべーのか…(多分後者)
ケリーとドーンのカップルも可愛くて好き。しゃきしゃきしてて秒で動き出すケリーに、おっとりサポート系なのに現場作業もきっちりこなすドーン…くっつけようと思った人、最高すぎる。
その他、ショットガンヒッピーおじさんズとか、下ネタバキバキ蛍光メイクお姉さんとか、前回ハンマーでやられた肉屋のデブとか、癖がすごいキャラが押し寄せてくる。物理的に。
ネタが多すぎてどうにもならぬ。
キャラクターの名前が覚えられないたちなのでwikiを見ながら書いてたら、キャストの最後に
ポルシェの運転手 マイケル・ベイ(カメオ出演)
と書いてある…ど、どこ…?!もう一回観ろと?いいけど。
スカッと爽やか、マイアミの日差しのような明るくてカラッとした映画なので、この時期にちょうど良かったです。
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