「書く」よりも、「書きたいことを見つける」のがむずかしい。
「なに書けばいいかわかんないよ、書きたくない」
毎日の国語と算数のプリントの宿題にやっと慣れてきたと思ったら、今度は毎週日記の宿題がでるようになった。
文章を書くってエネルギーがいる。
たいへんな作業だからめんどくさい。
書きたくない人に文章を書かせるのはたいへんだ。
毎日noteを書いている身としては、毎日なにを書くか?に頭を悩ませているので、息子の気持ちもよくわかる。
自分自身を振り返ってみると、朝から今日はなにを書こうかなーというのはなんとなくずっと頭の片隅にある。
これ書きたいが見つかる日もあるけど、だいたい夜までなにも決まらず、息子の寝かしつけが終わって、さてなにを書こうと考えだす。
ここがいちばん気がおもい。
今日は書くのやめよっかなと頭をよぎるのはだいたいこのときだ。
ほかの人のnoteを読んだりふらふらTwitterを見に行ってどうしようかなぁとなやむ。
時間が24時に近づくとそろそろ書き始めないとやばいと、えいやっと書くことを決めてかき出す。
書きたいことがぐっとつかめていれば、すっと書ける。
でも書きたいことが曖昧だと書き出してすぐに気付く。
あれ?なにを書きたかったんだっけ。
もう一度戻って書きたいことを考える。
書きながら言いたいことが見つかるときもある。
うそなく、ほんとに言いたいこと。書きたいこと。
それを見つけることが、文章を書くときになによりも大切で、むずかしい。
自分なりの、言いたいこと、書きたいことの見つけ方をみつけられると、文章を書くハードルはぐっとさがる。
そして、自分のほんとに言いたいことを見つけて、文章をとおしてそれが伝わる体験ができたら、文章を書くことは楽しくなる。
と、そんな体験を息子ができたらいいなと息子の宿題を見ていて思いました。
息子の日記がどうなったのか、明日書けるかなぁ書きたいなぁ。
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