コンテンツとコミュニケーション
オンラインが一気に進んだ2020年。
さまざまなイベントがなくなったり、オンライン化されて、いいことも、まだ模索中なこともたくさんある。
そんな中で、友人の結婚式にオンライン参列することになった。
結婚式はzoomで中継。
3時間の結婚式の間、一緒にオンライン参列していた友人たちと新婦もはいっているLINEグループでわいわいとチャットをしていた。
新婦のドレスや、新郎新婦やご両親のスピーチ、式のコンセプト、会場の景色(海がみえる素敵な会場で時間がたつにつれ日が沈み景色がかわった)について語ったり、「おめでとう!」「888888」と打ちながら会場と同じ気持ちで参加することができた。
中継なことで、なんと神父目線で挙式を見れたり、歓談ではブレイクアウトルームに順番に新婦新婦がはいってきておしゃべりができたり、よい結婚式だった。
そう思えたのは、結婚式をみながら何度もそのときの感想や気持ちやお祝いの言葉を発して、友人たちと一緒にお祝いした実感があったからだ。
振り返ってみると、オフラインでイベントをするとき、会議など人が集まる場をつくるとき、その中身であるコンテンツがメインでコンテンツをどうするかを考える。
だけど、実はコンテンツはきっかけでそこからうまれるコミュニケーションを人は求めているのかもしれない。
イベント後の懇親感でそのイベントの感想についてしゃべる時間。
会議が終わって「さっきの話だけど」って話しながら席まで戻ってそのままランチ食べながら話す?みたいなこと。
デートで映画を観に行くのは、そのあとのお茶なりご飯で話す共通テーマができるから。
オンラインのコンテンツはとても増えた。
おかげで育休中でもいろんなイベントや講演をみたり聞いたりできる。
いろんな情報を得やすくなった。
だけどコミュニケーションの方は工夫しないと増えにくい。
オフラインだとコミュニケーションの設計はゆるやかでもリアルな場所に集まることである程度のコミュニケーションが生まれたけれど、オンラインだとそうもいかなあ。
オンラインでなにかをするとき、そのコンテンツをとおしてどうコミュニケーションがうまれるかを考えてみるとよいのだろうなぁ。
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