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映画D&D続編(があるって前提で話しちゃう)で見たいあれこれ(12/9追記あり)
先日、Discordの弊サーバーに上記のニュースが流れてきました。
実現してほしいですね、映画D&Dの続編。第二作というのか否かかは、過去のあれこれを勘定に入れるかで見解が分かれますが。
さて、今回の映画で見れなかった要素や人物で、続編があるなら見たいなって希望も改めてムンムン湧いてきました。
続編D&Dで見たいもの:クラス編
まずはクラスから。
TRPGにおけるクラスについての解説は、こちらの記事をお読みください。
今回ネームドキャラの中ではヒーロー側でもヴィラン側でも、未登場だったPHB掲載クラスは、以下の五種類です。
・ファイター
・クレリック
・ウォーロック
・レンジャー
・モンク
こうして振り返ると、基本四職ことファイター、クレリック、ウィザード、ローグのうちファイターとクレリックが不在っていう、結構ユニークなキャラクター構成だったことがわかります。続編ではこちらも登場させてほしいです。
また、レンジャーが今回パーティにいなかったのも若干意外でした。というのも、指輪物語のアラゴルンを意識してか、D&D公式作品って結構レンジャーが主人公になったりする例が多いんですよ。「ダークエルフ物語」のドリッズト・ドゥアーデンとか、コミック「バルダーズゲートの伝説」でもおなじみのミンスクとか。
もし続編が出るなら、今度こそミンスクたちバルダーズゲート組が登場ってこともあり得るかな。でもあちらって、ミンスク以外はクレリックがいる他は、ローグ2人に荒ぶる魔法のソーサラーと、若干エドガン一家と被り気味なのが難点。
個人的には映像でのD&Dモンクも見たいです。何せ我が最推しクラスですし、華のあるアクションも作れますからね。
続編D&Dで見たいもの:キャスト編
続編でももちろんクリス・パインらエドガン一家やフォージおじさんのヒュー・グラントの姿を見たいですが、他の俳優たちも異世界ダンジョンの世界に参入してほしいです。
まずは、MCUスパイダーマンでおなじみのトム・ホランドくん。
トムホくん、結構D&Dと相性良さそうなんですよ、こういうCMにも出てるし。
トムホくんといえば、スパイダーマン:NWHでも、異世界ヴィランのひとりが「D&Dみたいな奴に殺されたくない」って言ってたっけなあ。
あと、マスターZや大脱走3でも共演してるマックス・チャンとデイブ・バウティスタもD&Dで見たいですなあ。
あと、ドラマアソーカでのサビーヌ役のナターシャ・リュー・ボルディッツォとシン・ハティ役のイヴァンナ・ザクノの二人も挙げたいですな。
ナターシャはソード・オブ・デスティニーでもスノーヴァース役で、“あの”ミシェル・ヨーの指導も受けてましたし、剣聖門モンク適性がありそうです。
イヴァンナはファイター:エルドリッチナイトか戦の領域か嵐の領域でロングソード装備のクレリックかな。
ヴィラン候補としては、同じくアソーカでモーガン・エルズベス役を好演したダイアナ・リー・イノサントを挙げたいです。
この調子でソフィーナに代わるサーイからの刺客、魔法も剣もバキバキに使いこなす武闘派レッドウィザードとかやってほしい。絶対に絵になるって。
同じくアジア系俳優からなら、ピーター・ホーもいかがでしょう。
pixiv百科事典にも出てるんだな、この人。
華流クラスタなら割と有名な話ですが、この方、出る作品での死亡率が異様に高いんですよ。
スリキンこと三国志Three Kingdomsでは呂布で死に、項羽と劉邦では項羽で死に、ドニー・イェンの西遊記では二郎真君だってのにヴィランになった挙句に死に、修羅の剣士こと三少爺的剣では半死人には見えないくらい頑健そうでしたが最後は剣に倒れて死にました。
月に咲く花の如くでもED映像で予告されたように死亡しました。視聴者からの注意喚起もむなしく。
そんな具合に「出演自体が死亡フラグ」なピーター・ホー、ではいっそのこと「既に死んでいる」ってキャラならどうでしょう。
例えば、12月頭に日本語版が発売されるドラゴンランス本こと女王竜の暗き翼の表紙にも登場してるデスナイトとか。
ちなみに、D&Dのデスナイトがどんだけヤバいかっていうと、ローグワンの時のダースベイダーくらいヤバいです。
偉大なるドラゴンの孫弟子のレッドウィザードと、ダースベイダー級に危険な死霊騎士のヴィランタッグ。
続編の敵としては不足はないでしょう。不足はないどころか、9LVから10LVのパーティでやったらデスシナリオも良いところですが。
ただ、どんなキャストになるとしても、一番大事なのは「D&Dの世界」、映画製作や撮影やシナリオや作品の世界観というだけでなく、テーブルトークRPGとしてのD&Dとの相性が良いかどうか。そこが一番大事かなって思います。今回のキャストは、間違いなく全員が相性良かったようですし。
続編を待つ前に今回のダンジョンズ&ドラゴンズを見よう:NetflixまたはWOWOW編
日曜につぶやきで投稿しましたように、Netflixでも映画D&Dの配信が始まります!
そりゃストレンジャー・シングスを配信してるNetflixですからねえ。D&Dの映画を配信しないはずはありません。
というか、いっそ昔のカトゥーン版も配信してくれないもんでしょうか。あれも日本語字幕付きで見たいんですよ。映画にだってカメオで出てきましたし。
そしてもうひとつ。
WOWOWでも12月にD&Dが放送されます!
今月配布の冊子で見たときは思わずガッツポーズが出ましたよ。
というわけで、WOWOWを契約されてる方は、年末年始は是非とも異世界ダンジョンもお楽しみください。
続編で見たいもの:シナリオの方向性(12/9追記)
少し前に古本市で仕入れた、フランス革命期を舞台にした活劇小説「スカラムーシュ」を読了しました。
皮肉なユーモアを散りばめつつ、近世から近代に差し掛かろうとするフランス社会の民衆社会や貴族社会や芸能界、そして革命と反動に揺らぐ政界などの様々な当時の世相が描かれていて、実に読み応えありました。
ちなみにこの小説、何度か映像化されてるようでして、Amazon Primeでもひとつ配信されてました。
これの殺陣は実に素晴らしいんですよ。是非一度ご覧ください。
さて、この小説で特に力が入っているもの、それは「決闘」でした。
それも、貴族同士の名誉を掛けた争いという建前だけでなく、ある時は邪魔者に対する合法的かつ公然たる暗殺行為として、ある時は特権階級から民衆派への政治的なテロとして、そして主人公にとってはそびえる身分と社会制度の壁を乗り越えて親友の仇に復讐の刃を刺しこむための手段として、「決闘」という手段は用いられてきました。
こういう「決闘」という習慣の利用法については、以前読んだ「剣の輪舞」「剣の名誉」でも描かれていましたね。
さて、映画D&Dは「ファンタジー版オーシャンズ11」といった趣きでしたが、続編で趣向を変えるなら、今度は上記のような意味での「決闘」をテーマにすると、また違った個性が出るように思います。
ソードコーストの貴族社会を背景にするとしっくりきそうですし、そうなると舞台は貴族の街でもあるウォーターディープが相応しいかな。