てんぐの五輪観戦記:ブレイキンといえば「熱烈」もそろそろ公開だったよね
昨夜のブレイキン女子の模様を録画視聴してました。
もともとブレイキンは楽しみにしていた競技ではあったんですが、パフォーマンスと会場の熱気は、てんぐの期待値を軽々と越えていきました。
男子は更に次元が違うって話ですが、どんなものが拝めるのか楽しみです。
さて、このブレイキンでは中国のYing Zi選手が酔拳の套路をダンスに反映させてました。
自分のルーツをパフォーマンスに反映させるというのも郷土愛の発露だと言えますし、そもそも酔拳は地功拳という拳法に分類される表演武術でもあります。なので、ブレイキンとはもともと相性良いんでしょう。
フェンシングを見ながら、「中国伝統剣術からフェンシングに転向した選手を主人公にしたドラマとかできないものかな」と想像してましたが、「表演武術からブレイキンに転向した選手のドラマ」って作品もあり得そう。
と、そんなことを考えてるうちに思い出したのが、9月6日から公開の王一博主演の「熱烈」でした。
9月公開ってことは午前十時の映画祭では男たちの挽歌が上映する時期です。
20世紀後半の香港ノワールの世界である男たちの挽歌を見た後に、21世紀前半のブレイキン青春劇の熱烈をハシゴってのも、乙かなあ。