映画感想文:サンダーボルトファンタジー最終章〜あばよ、大団円！（親指を立てながら）
公開2日目の最初の回で、サンファン最終章を見てきました。
うん、これぞまさしくサンファンの大団円！ と親指を立てたくなりました。
まだ公開2日目ですし、なによりこの大団円はネタバレすると衝撃が半減してしまう展開でした。なので、今回は一切伏せます。気になる方は是非とも劇場でご覧ください。
あ、例の冊子も無事に入手できました。
やはり最初の回にしておいて正解でした。
何せこの回終了時点でパンフが完売してましたからね。九龍城寨と変わらないぞ、この売れ方。
おそらく、冊子の方もこの回で在庫切れだったんじゃないかな。
内容の方は、中国の風刺説話然とした趣きがありました。そして、最終章だと急にダークヒーローみたいになりやがった凜雪鴉ですが、あいつやっばり碌なもんじゃないな。
また、丹蘅がそうだったように、廉耆先生にも江湖の剣客としての過去もあれば、その中の物語もあったということを改めて実感させます。
こうなってくると、最終章を見た後だと俄然気になってくる2週目の殤不患編だけでなく、色々なキャラクターの前日譚や後日譚も読みたくなりますな。
例えば、狩雲霄と凜雪鴉のロクでもなさそうな出会い、流浪の剣客だった頃の丹蘅の江湖渡世、捲殘雲の鍛劍祠の贅婿=入り婿ライフ、クソ殤不患への悪口で際限なく盛り上がる睦天命と丹翡のガールズトーク、題材は色々とあるはずです。
分解刑さんの筆力なら全幅の信頼が持てますし、他の面々の前日譚や後日譚の単行本化を、強く要望いたします。