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豚バラ肉

部位で言うとあばら骨の周囲の部分、文字通りお腹の部分にあたります。
他によくお店に並んでる豚ロース、肩ロースと比べて最も脂質が高いです。

皮と脂と赤身の三層から成り立っているので、最近はあまり聞くことはないですが三枚肉とも言われています。沖縄の人がよくこのように呼んでいるように思います。

ちなみに肉屋の間では主に「ベリー」という呼び方をします。
関東であれば豚ロースや豚モモの様なあっさりしている肉が好まれますが、関西の特に大阪では豚バラはとても人気です。
大阪はお好み焼きによく使われるので、商売人の方はもちろん、一般家庭の方たちもお好み焼きといえば豚肉バラを使うという傾向があります。
地域によって使われるお肉が違うのは面白いですよね(私だけ?笑)。

主な調理法としては角煮やお好み焼き、最近では白菜と豚バラ肉のミルフィーユ鍋なんかも人気ですね。

国産の豚バラだと脂身も甘くしゃぶしゃぶにすると柔らかくてとても美味しいです。
輸入の方ももちろん美味しいのですが、輸入の場合は特に豚バラは匂いがキツい時がちょくちょくあります。
なんというか、獣臭いツンとした感じの匂いです。
毎日沢山の国産と輸入の豚を加工するなかでその事実に気がつきました。

国産のバラの場合はほとんどそのようなことはないので、私は豚バラを買う時は国産の方が多いです。

豚バラは角煮にするとトロトロジューシーになるしお鍋にしても脂身がある分柔らかく感じます。
普段あっさりした豚肉しか食べないよという方も、とってもおいしいのでぜひ豚バラも一度食べてみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!( ´ ▽ ` )