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ちょっと昔の恋愛が切なすぎて泣けちゃった話。
こんばんは。
私のちょっと昔の恋愛シリーズ(笑)
ちょっと昔、会社の同期のことが好きだったんです。
その時のお話。
私、日記とか、その時の自分の気持ちを文字にして残しておくのが好きで。
このnoteもある意味その一種なのですが。(その割に更新頻度は低すぎる笑)
インスタのアカウントで、誰もフォロワーのいないいわゆる捨て垢が日記と化してるんですね笑
ストーリーにその時々のくだらないことから、大切なことまで残しているんです(笑)
ストーリーって、アーカイブが見られるじゃないですか。
そのアーカイブで、数年前の自分をたまに振り返ったりすると、すんごくおもしろいんですよね(笑)
そんな軽い気持ちで、ちょっと昔のストーリーをたまたま見ていたんです。
そしたら、泣けたんです(笑)
***
私が好きだった人は、会社のちがう事業所の同期で。
出会いは内定式でした。
内定式のあとって、懇親会をして、飲みに行くのがたぶん定番だと思うんですが
彼とは飲み会で出会ったんです。
当時まだ学生。酒に飲まれていて、ベロベロな彼。
なぜかワイシャツのボタンは取れ、正直私は今まで会ったことのないタイプ、
だらしない人だな、が第一印象でした。
でも、記憶にはすごく残っている人でした。良くも悪くも。笑
そこから時は過ぎ、入社の直前。
配属が決まった頃に、8人くらいの同期で集まって飲みに行きました。
そこにもいた彼。
しかも、事業所は違えど、そこにいた8人の中で、唯一彼だけが職種とエリアの大枠が一緒でした。
そんな彼は帰りの電車で私に一生懸命話しかけてくるんです。
そう言えば、内定式の時も一生懸命話しかけてきてたな…。
あとで知りましたが、一目惚れしてくれていたらしいです。笑
でも、この時点では私は彼に全く興味はありません(笑)
この時私には、別の好きな人がいたんです。
それがこの時の人↓
全く彼には興味がなかったので、彼の気持ちに私が気づくこともありませんでした(ごめんなさい)
そこからしばらくして、別の好きな人は遠くへ旅立ってしまいます。
(よかったら、「ちょっと昔の失恋を大反省した話」も読んでみてください恥ずかしいけど笑)
旅立った事実を知った同期の彼は、私にアプローチをはじめます。
2人で行った焼肉で、彼は私にこう告白してきました。
「〇〇(私の名前)のことが好きなんだよね」
…!
(びっくり!と言いたいところですが、さすがに勘づいていました笑)
でもここからがびっくり
「でも、もう1人気になる子がいるんだよね」
Oh…
正直、私はまだ遠くへ旅立った彼を諦められていなかったので、
この時は「ならそのもう1人の方へどうぞ」って感じでしたね笑
でも、同期の彼は言うんです。
「一回デートしてみてほしい」
デート、しました。
忘れもしない、御殿場アウトレットで。
(このデートが由来で、私の友人たちにはしばらく「御殿場」と彼は呼ばれていました笑)
御殿場デートはまあまあ楽しかったんです。
何よりも、私が喜びそうなことを一生懸命考えて作ってくれたデートプランが嬉しかった。
でも、帰り道に事件が起きます。
車でGoogleマップを見るために車載ホルダーに付けられていた彼のiPhoneに、着信が。
女の名前なんですよ、それが。
それがもう1人、気になっている女でした…笑
遠くに旅立った彼のこともまだあり、100%同期の彼に向いてなかった私は、それだけで1日の楽しさが冷めてしまいました。笑
その後もたぶん2人で飲みに行ったことはあると思いますが、
やんわり私は告白に対して「NO」という空気を出していったわけです。
そう、私この同期のこと全然好きにならないんです。
でも、いつからだろう、だんだん彼に惹かれていくんです。
時は半年以上過ぎ、社会人2年生になる頃。
彼から飲みに行こう、と誘われます。
別の同期も呼ぶから、3人で。と。
サシ飲みをしなかった理由は、この時彼は、御殿場の時電話がかかってきていたもう1人の女の子とお付き合いしていたから、なんです。
2択だったはずの彼の彼女候補から私がいなくなったので、彼はそのままお付き合いしていたんですね。
いいんですよ、全然。
よかったはず、なのに、、、
その後も3人で飲んだ時、彼は机の下で私の手を握ってきたんです。
その時の私は、遠くに旅立った彼とはだんだん疎遠になり、他に恋をするわけでもなく
仕事では追い詰められに追い詰められ、毎日泣きながら仕事をしている日々でした。
そう、完全にメンヘラ化してましたね(笑)
そんな弱った私を呼んで、手を握ってきた彼、ずるいですね?笑
その頃から、私の仕事の愚痴やストレスはすべて彼が包み込んでくれるようになりました。
だから、私はどんどん彼にのめり込んでいってしまったのです…
彼とは頻繁に飲みに行く仲に。
他に人を呼ぶこともあったけど、次第に2人で行くようにもなりました。
そして彼はまた、私に「好き」と言うようになりました。
メンヘラ化している私は、その言葉を間に受けたし、唯一嬉しい言葉をくれる彼にどんどんハマっていきます。
いつしか、彼がいないと生きていけないくらいに。
彼が付き合った彼女は、彼を苦しめる人でした。
すごく束縛をするし、当時の私なんか比じゃないくらいのメンヘラだったらしい…。
彼は、そんな彼女と別れて、私と一緒になりたいって言うんです。
バカだから、私はその言葉を信じて、一緒に居続けてしまったのです。
でも、彼が彼女と別れることはありませんでした。
***
ある日、私は彼を含めた同期と飲みにいきます。
飲みはじめは、彼と2人きりで午後休を取って夕方から飲む、
途中から1日仕事を終えたメンバーが加わって、飲んで、カラオケオールをするって会。
(オケオとか若い、、、)
そのカラオケオールがきっかけで、彼と私は別れる(って表現が正しいのか分かりませんが)ことになります。
入社からここまでで約2年。
彼と2人で飲みにいったり、遊びにいくようになってからは、10ヶ月くらい経過していました。
彼に縋って、なんとか生きてきた時間が急に終わる時、
私は「やっと(こんな悪い事が)終わる」と言う気持ちと喪失感と両方を感じていました。
彼は、私の欲しい言葉を全部くれる人でした。
私のために、尽くしてくれる人でした。
自分のことはいつも後回しで、隣にいる人の笑顔をたくさん見たがる人でした。
でも、自分の気持ちにはずっと迷子な人でした。
迷子なのか、嘘つきなのか。
仕事で弱り切っていた当時の私は、彼がくれる自分が欲しい言葉に救われていました。
何かあったらすぐに電話をかけて、
「どうした?」って優しい声をいつも求めていました。
でも、それだけでした。
それ以上に私がなれることはありませんでした。
"あぁ、結局選ばれなかった。"
そう思ったのは今でもすごく覚えています。
最後にさよならをする時の電話、
「幸せになってね」「がんばってね」「ありがとう」をお互いに言い合った電話でした。
私が書き残した最後のストーリーには、
彼には自分の気持ちに正直に生きてほしい
自分のことを大切に、第一に生きてほしい
って書いてありました。
彼から来た最後のLINEには、
〇〇(私の名前)ほど優しい人はほかにいない。
本当に素敵な人。
必ず幸せになれる。保証する。
俺にはできなかったけど、幸せになってね。
って書いてあったみたいです。
(キモイけど、スクショが捨て垢ストーリーに残ってた笑)
今見ると、無責任な人だな〜
最後までひどいな〜
とも思っちゃいますが(笑)
絶対に埋められない喪失感を当時の私は感じて、しばらく立ち直れませんでした。
しばらく、業務以外で仕事の人と会うのはやめたくらいに。
でもこの時思ったんです。
誰かの人生を生きる恋愛も、誰かが私の人生を生きる恋愛もしちゃダメだなって。
次は、2人で新しい人生を紡げる人と恋愛しようって思いました。
***
ちなみに、この彼とは今も同期社員として同じ会社にいますが、会話をすることはほぼありません。
でも、彼は年に3回くらい(?)いまだに連絡をしてきます(笑)
お正月のあけましておめでとう
誕生日のおめでとう
この2回は、まあ100歩譲って、まだ分かります。
もう1回は、なぜか毎年春くらい。
とある春、彼は私に電話していい?と連絡してきます。
なんかのっぴきならない雰囲気だったので、電話に出てみると
「彼女と別れる」
という電話でした。
電話の意図は、別れ話をこれからするのに、私に飛び火をしないように下話をしたかったみたいで。
(私とサヨナラしてからはこの時点で数年経ってる)
別れてからはまた電話がかかってきて、
「やっぱり俺には〇〇(私の名前)しかいない」
「大好き」
と言われて、電話切りましたね(笑)
あ、かつての私はなんてやつに時間を費やしていたんだろう、と。笑
恋は盲目というものですが、欲しい言葉に惑わされていた私が、どれだけ愚かだったことか。
それでも、当時彼との恋愛に悩んでいた私が残した言葉の一つ一つは、切なくて仕方のないものでした。
何気なくその切ない言葉を読むと、どんな恋愛だったとしても泣けちゃった、
今夜はそんな思い出話でした。笑
人に応援されるような恋愛をしようね(笑)
では。