ドラマ「悪女(わる)」を見て①
4月~6月に日本テレビ系で水曜22時~放送されていた、
「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」というドラマをご存知でしょうか?
主演の女優さん、今田美桜さんが好きで、なんとなく見始めたのですが、、
共感したり、色々語りたくなってしまったので、最終回を見終えたこのタイミングでここに書き記しておこうと思います。笑
このドラマは、大きく言うと「女性活躍」をテーマにしたお仕事ドラマ。
私にとってはこの話題、とても身近でして。
日々働いている住宅業界はまだまだこれから女性活躍推進がなされていく場所。
ここ10年くらいで女性営業の採用を強化してまいりまして、
女性営業は良く言えば重宝され、悪く言えば腫れ物扱いされるような世界です。
「女性営業」だから、と特別待遇され、
結婚や出産などのライフイベントも女性営業だけの問題にされる。
そんな会社にクエスチョンマークを抱きまくっている近頃だからこそ、
この「悪女(わる)」いうドラマを見て、色々と物申したくなったのです。
今日は第一話に触れますね。
第一話のテーマは「コロナ年入社」
営業部に配属された2020年入社の女の子の物語でした。
2020年といえば、新型コロナウイルスの感染が拡大した年。
「ステイホーム」という自粛期間に入社した代です。
まさに私です。
2020年入社で初っ端からステイホームした営業。
「コロナ年入社」なんて呼ばれていること、知りませんでした。
ドラマの中で、こんなニュアンスのやり取りがありまして…
先輩社員「何年入社?」
女の子「2020年入社です」
先輩社員「あー、仕方ないね!」
裏で先輩社員がこう愚痴っているんです。
「これだからコロナ年入社は使えない」
私もこんな風に言われているのかな…と怖くなる描写でした。
ドラマの中でもこんな描写があったのですが、
在宅勤務が長く、同僚や上司の名前を知らない&自分も覚えてもらえない。
3年目にもなって、まだ「誰?」って思われる。
これはとてもわかるんですよね…(笑)
実際は在宅勤務よりも集合形式の会議がなくなったおかげで営業が一堂に会することがなくなり、
コロナのせいで飲み会も歓迎会もなく、
そのまま丸2年過ごしたら、名前を覚えられないし、覚えてもらえないという現象…。
私はありがたいことに表彰された経験があるので、「あーあの子ね!」となることもしばしばあるのですが、
それがなかったらと思うとゾッとします。笑
あとはありがたいことに(?)女性営業なので、珍しいからと覚えてもらえます(笑)
女性営業って線引きされるのは嫌いですが、これは良いところですね。笑
新人の女性営業って、正直上司からしたら距離感が難しいんだと思います。
私も最初どうしたら良いか分からず…
上司に言われたこの言葉を真に受けて、距離を取ってしまいました。
「女性社員とは2人で車移動もできないし、たとえランチでもメシにもいけないんだよ。そういう会社のルールだから。」
それでも「連れていってくださいよー!」って言えばよかったんですよね。
最初は”女性だからって舐められたくない”という一心で、プライド高く振舞っていたんですが、
最初からフレンドリーに、なんならポンコツキャラでいればよかったな、と後悔しているんです。笑
男性社員は少なからず、女性社員と距離を無理に詰めることのリスクを考えていると思います。
それを乗り越えるためには女性が殻を破らないといけないんですよね。
最近他の上司にこんなことを言われました。
「○○(私の名前)さんはいいキャラしてるよね!なんでも話せちゃう!」と。笑
最初プライドバリ高で、この会社に挑んだ私でしたが、
この2年間でしごかれしごかれ…たくさん失敗してたくさん周りに助けてもらったおかげでフレンドリーキャラに大変身したんです。笑
この間同期にも、
「入社時と随分変わったよねー!自分自分だったのに関わりやすくなった!」
と言われました(笑)
ずっと仲良しの同期にこんなこと言われるとは…
最初の私どんだけ難ありだったんだ、って話ですね💦
でも、これだけ殻を破らせてくれた前の上司がいるのですが、その方にはとっても感謝しています。
「殻」って怖いですね(笑)
ドラマのなかでも、「コロナ年入社」という引け目から何もできなかった女の子が殻を破って大口の契約を取ってくる様子が描かれていました。
第一話ではそこまで女性活躍が描かれていた印象ではないですが…
若い女性営業がおじさんに囲まれて頑張る様子はとても励みになりました!
「コロナ年入社」だからなんだ!!!
という心持で、そんなことは思い出話になるように、頑張ります。
「悪女(わる)」シリーズ、また書きます。では。
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