政府のやりたい放題
今回は堤未果さんの堤未果のショック・ドクトリンという本を読んだ!海外の事例ももちろんだが、日本においても政府のショックドクトリンとも言うべき大きな自然災害や事件に乗じてとんでもない政策を繰り出してくる事例はこれまでのことを考えると納得できる気がした。東日本大震災、COVID19パンデミック…それらに乗じた規制緩和の強力や民営化、管理社会の推進、マイナンバーカード政策の推進…。良いところもある反面、本当にその政策が勝手に進められてよいのか冷静に考えなければならないこともあると思う。日本の抜け道が多いざる法律に乗じて海外企業や投資家の餌食になること…政府やそれと蜜月関係にある大企業による営利主義、天下りの問題、今自分だけ良ければよいという発想…海外の事例を見てもリスクが高いと思われる日本のマイナンバーカードと銀行口座紐付け、保険証や運転免許証等との統一の企て…温暖化に関与していると盛んに謳ったうえでのカーボンニュートラル、脱炭素化、再生可能エネルギー、SDGsに関する実行可能性が疑問かつどう考えても一部の大企業や政府等だけが得をして弱い国民の負担がさらに増加するような政策…私たちも本当にその政策を傍観するだけでよいのか本当に一人ひとりが考えていかなければならないと思う。興味関心を少しでももっていかないと政府や一部の営利企業、投資家たちは本当にやりたい放題に立ち振る舞うリスクが高い、筆者が言うような今だけ金だけ自分だけの考えを持った強欲集団は実に多い。
日本人の習性として性善説の考え方を好む人が一定数いる印象を私はもっているが、現在では性悪説に準じた考え方がなじむ気がする。今後も思わぬ大きな自然災害やテロ・戦争、大恐慌・経済不安が日本で起こりうるわけだが、個人で対策を地道にしていくことだけでは不十分である。そういう混乱が生じる際に多くの人がパニックや思考停止に陥った際に正常な判断ができない状態に付け込んで耳障りの良い美辞麗句を並べたうえでとんでもない政策を繰り出してくる際に周囲に振り回されずに自身で冷静に考えることができるようにしていかなければならないし、その一環として自身が住んでいる地方や国政に興味を示したうえでしっかり選挙を含めて政治にできる範囲で関わっていこうとする姿勢が大事だと思う。沈みゆく日本のことだけを追っていくのではなくしっかり海外の政治やニュースにも関心をもって一つの左脳にしていくことも重要だと思う。
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